アルマンド・ベイコットがUNCのリバウンド記録を更新。
ノースカロライナ大(UNC)のシニア(4年生)、アルマンド・ベイコット。
トラジショナルなビッグマンとして、インサイドで存在感を発揮し、昨シーズンも大黒柱としてチームのNCAAトーナメントに貢献した。
出身校はIMGアカデミーで、日本人プレーヤーの田中力ともチームメイトだった。
ベイコットは2023年1月21日の対ノースカロライナステイト大戦で23得点18リバウンドを記録。
この試合でUNCでの通算リバウンド数を1221本とし、タイラー・ハンズブローが保有していた同大の通算リバウンド記録(1219本)を抜き、UNCのリバウンドリーダーに躍り出た。
また、この試合でベイコットの通算ダブルダブル数は61試合に。これにより、ビリー・カニングハムが保有していた通算ダブルダブル記録(60試合)も更新している。
UNCのシニアビッグマン、アルマンド・ベイコット。
昨シーズンのNCAAトーナメントでは、6試合全てでダブルダブルを記録する安定感抜群のプレーでチームをNCAAトーナメントに牽引。
デイビッド・ロビンソンと並びカレッジ史上1位タイの、1シーズンで31回のダブルダブルも達成したカレッジを代表するビッグマンだ。
2023年1月23日の対ノースカロライナステイト大戦の後半残り6分57秒、この日17本目となるリバウンドを掴み、タイラー・ハンズブローが持つUNCの通算リバウンド記録を更新した。
ベイコットは今シーズン17.8得点11.6リバウンドを記録。直近3試合連続でダブルダブルを記録し、調子を上げてきている。
NCAAトーナメントに決勝に進出した昨シーズンの主力が残り、シーズン開幕前は全米1位にランクされたUNCだったが、シーズン序盤に3連敗を喫するなど、現在は14勝6敗で全米TOP25からは漏れている。
決して好調なシーズンとは言えないが、UNCは安定感のあるチームと言うより、1度波に乗ったら手の付けられない爆発力が魅力のチーム。昨季のNCAAトーナメントでも第8シードから、爆発的なオフェンスで上位シードをなぎ倒し、決勝に駆け上がった。
ベイコットが基盤としてリバウンドとディフェンスでチームを支え、得点力抜群のガード陣がオフェンスで暴れまわれば、昨季の雪辱を果たす事も可能だろう。
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