今年もバーガーボーイズが決まったよ!!

全米の高校最上級生から男女各24名が選出され開催されるアメリカ高校バスケ界で最も著名なオールスターゲーム、マクドナルドオールアメリカン。

今年も3月28日にテキサスヒューストンでの開催が予定されている。

主催であるマクドナルドにちなんで、選出されたプレーヤーは"バーガーボーイズ"、"バーガーガールズ"なんて呼ばれたりも。

今回は選出されたバーガーボーイズの24名の一覧と勝手な雑感、推しメンを。


チームイースト

ゼイビア・ブッカー

ポジション:C
所属:カセドラルハイスクール(インディアナ州)
進学先:ミシガンステイト大

アーロン・ブラッドショウ

ポジション:C
所属:カムデンハイスクール(ニュージャージー州)
進学先:ケンタッキー大

マタス・ブゼリス

ポジション:SF
所属:サンライズクリスチャンアカデミー(カンザス州)
進路:Gリーグイグナイト

ステフォン・キャッスル

ポジション:PG
所属:ニュートンハイスクール(ジョージア州)
進学先:コネチカット大

ジャスティン・エドワーズ

ポジション:SF
所属:イムホテップインスティテュートチャーターハイスクール(ペンシルベニア州)
進学先:ケンタッキー大

クワミ・エバンス

ポジション:PF
所属:モントバードアカデミー(フロリダ州)
進学先:オレゴン大

エイデン・ホロウェイ

ポジション:PG
所属:プロリフィックプレップ(カリフォルニア州)
進学先:オーバーン大

エルマーコ・ジャクソン

ポジション:SG
所属:サウスケントスクール(コネチカット州)
進学先:カンザス大

マッケンジー・エンバコ

ポジション:PF
所属:ロゼルカソリックハイスクール(コネチカット州)
進学先:ケンタッキー大

ショーン・スチュワート

ポジション:PF
所属:モントバードアカデミー(フロリダ州)
進学先:デューク大

DJ・ワグナー

ポジション:PG
所属:カムデンハイスクール(ニュージャージー州)
進学先:ケンタッキー大

コディ・ウィリアムス

ポジション:SF
所属:ペリーハイスクール(アリゾナ州)
進学先:コロラド大

チームウェスト

オマハ・ビリュー

ポジション:PF
所属:ワウキーハイスクール(アイオワ州)
進学先:アイオワステイト大

アイザイア・コリア―

ポジション:PG
所属:ウィーラーハイスクール(ジョージア州)
進学先:USC

ムーキー・クック

ポジション:SF
所属:AZコンパスプレップスクール(アリゾナ州)
進学先:オレゴン

ベイ・フォール

ポジション:C
所属:アクセラレイテッドプレップ(コロラド州)
進学先:アーカンソー大

ジェレミー・フィアーズ

ポジション:PG
所属:ジョエリエットウェストハイスクール(イリノイ州)
進学先:ミシガンステイト大

ブランドン・ギャリソン

ポジション:C
所属:デルシティハイスクール(オクラホマ州)
進学先:オクラホマステイト大

ロン・ホランド

ポジション:PF
所属:ダンカンビルハイスクール(テキサス州)
進学先:テキサス大

ブロニー・ジェームス

ポジション:PG
所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
進学先:未定

ジャレッド・マケイン

ポジション:SG
所属:センティニアルハイスクール(カリフォルニア州)
進学先:デューク大

リード・シェパード

ポジション:SG
所属:ノースローレルハイスクール(ケンタッキー州)
進学先:ケンタッキー大

アンドレ・ストヤコビッチ

ポジション:SF
所属:ジェズイットハイスクール(カリフォルニア州)
進学先:スタンフォード大

ジャコビー・ウォルター

ポジション:SG
所属:リンクアカデミー(ミズーリ州)
進学先:ベイラー大

2世プレーヤーが大豊作

NBAプレーヤーを父に持つ所謂2世プレーヤー。

今年のマクドナルドオールアメリカンは2世プレーヤーが大豊作で、日本でも知名度の高いブロニー・ジェームスの他にも、DJ・ワグナー(父はデュワン・ワグナ ーで祖父はミルト・ワグナー)、ショーン・スチュワート(父はマイケル・スチュワート)、リード・シェパード(父はジェフ・シェパード)、アンドレ・ストヤコビッチ(父はペジャ・ストヤコビッチ)と実に5人もの2世プレーヤーがバーガーボーイズに選出されている。

ワグナーに至っては、祖父のミルト、父のデュワンに続き3代連続でマクドナルドオールアメリカンに。

また、コディ・ウィリアムスの兄もオクラホマシティサンダーに所属するジェイレン・ウィリアムス。

下級生でもカルロス・ブーザーを父に持つブーザーツインズが高校バスケ界を席巻しており、2世プレーヤーの活躍は今後も続きそうだ。

華やかなイーストとタフなウェスト

選出された24人は皆高校バスケ界を代表するスタープレーヤーだけれど、中でもイーストは華やかなプレーヤー揃い。

ESPNによるランキングでこの学年1位の評価を得るジャスティン・エドワーズや、同2位のDJ・ワグナーとスーパースターが名前を連ねる。

インサイドにもジャレン・ジャクソンJrを彷彿とされるゼイビア・ブッカーがおり、各ポジションに華がある。

私的な推しはワグナーとリトアニア系ウイングのマタス・ブゼリス。

ワグナーは野性的なドライブと抜群のボディバランスで得点を重ねる世代屈指のスコアリングガード。フィジカルコンタクトには強くないものの、アウトサイドシュートが当たっている時のワグナーを止める事は高校レベルでは困難だろう。

ブゼリスはサイズとスキルを兼ね備えるオールラウンダー。特別な創造性や予想外のプレーをするタイプでは無いけれど、シューティング、ハンドリング、パッシングが高い次元で充実している。高校卒業後はカレッジでは無く、Gリーグイグナイトに進み2024年のNBA入りを狙う。

対するウェストにはアイザイア・コリア―、ロン・ホランド、ムーキー・クックとタフなプレーヤーが揃い、簡単には引き下がらないだろう。

レブロンの息子、ブロニー・ジェームスもディフェンスや堅実なプレーに定評があり、いぶし銀のプレーを期待したい。

ウェストで注目したいプレーヤーはコンボフォワードのホランドとコンボガードのジャレッド・マケイン。

ホランドは攻守共にハードにプレーし、世代別USA代表でも活躍。最上級生となった今シーズンは、プレーが更にアスレティックに進化しており、チームウェストの中心となるはずだ。

マケインも昨夏のU18アメリカ選手権でUSA代表として活躍したプレーヤー。サイズや身体能力はこのレベルでは突出していないが、高いバスケットボールと多彩な得点パターンを有する"スキルのデパート"。マクドナルドオールアメリカンでも完成された得点スキルを披露してくれるだろう。


コメント

  1. Mikey Williamsが入りませんでしたね。
    ランキングは、徐々に下がっていたようなので、しょうがないですね。

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  2. 突然のメッセージ失礼します。
    いつも興味深くブログやツイッターの投稿を拝読させていただいています。
    アメリカ大学バスケのことに関して教えていただきたいのですが、
    個別にメールなどでご連絡を取らせていただくことは可能でしょうか。
    ご検討していただけると幸いです。何卒、お願い致します。

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