NBAドラフト2023:カレッジで頭角を現すジェイレン・フッド-シフィーノ
さてさて、今回もドラフトネタ。インディアナ大のフレッシュマンガード、ジェイレン・フッド-シフィーノを。
高校時代、ESPNによる評価で学年26位と高い評価を受けたシフィーノだが、カレッジではその評価を更に上回る活躍を見せる。
平均12.6得点4.1アシストを記録し、堂々のフロアリーダーとして全米トップクラスのチームをリードしている。
学年:フレッシュマン
生年月日:2003年6月19日
ポジション:PG
出身:モントバードアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:Jordan Brand Classic (2022)
シーズンスタッツ:31.8分12.6得点3.9リバウンド4.1アシスト0.1ブロック1.0スティール3.0TOFG41.9%/3PT38.5%/FT73.1%
ジュニアのシーズンからローテション入りし、2021年、2022年と2度のGEICOナショナルズ制覇(実質的な高校No1決定戦)に貢献した。
モントバードアカデミーの出身ガードと言えば、
ディアンジェロ・ラッセル
ベン・シモンズ
アンドリュー・ネムハード
ケイド・カニングハム
とNBAでも活躍するプレーヤーが目白押し。
出身者の名前を見るだけでも、自ずとシフィーノへの期待値は上がってしまう。
フレッシュマンにして、5度の全米制覇を誇る名門校をリードしている。
登録身長6フィート6インチ(198.1cm)、体重215ポンド(97.5kg)と屈強なフィジカルを有し、ミドルレンジやアウトサイドからの決定力も高い。
高校時代は強気にスコアリングを狙う姿勢が印象的だったかが、カレッジではその視野の広さやパスのクリエイティビティも際立つ。
インディアナ大には、カレッジ屈指のビッグマン、トレイス・ジャクソン-デイビスがおり、シフィーノとデイビスのピック&ロールは猛威を振るっている。
カレッジやNBA基準で見れば、身体能力の高い部類では無いが、その身長と屈強なフィジカルで十分補う事が出来るだろう。
1試合平均3.0TOとミスの多さが気掛かりだが、まだ19歳のフレッシュマン。経験を積めば判断力は改善されるはず。彼の得点力やパスセンスの魅力で十分にお釣りがくる。
高校バスケだと、結構能力任せのチームもあるけれど、スター軍団のモントバードは攻守に規律のあるチームだし、そこで2年を過ごしているのでバスケットボールIQの高さにも信頼が置ける。
本当はもう少しカレッジバスケで見ていたいプレーヤーだけれど、今の評価で1巡目、それもロッタリー指名すら狙えそうなので、恐らく1年でカレッジを去ってしまうだろう。
プレーの精度、安定感と懸念事項もあるけれど、そんなのフレッシュマンなら当然だし、新卒(ルーキー)に完璧を求めるのは無理な話。
スーパースターにはならずとも、長きに渡り貢献してくれるプレーヤーになってくれそうだ。
ジェイレン・フッド-シフィーノ
所属:インディアナ大学年:フレッシュマン
生年月日:2003年6月19日
ポジション:PG
出身:モントバードアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:Jordan Brand Classic (2022)
シーズンスタッツ:31.8分12.6得点3.9リバウンド4.1アシスト0.1ブロック1.0スティール3.0TOFG41.9%/3PT38.5%/FT73.1%
ハイライト
信頼のモントバードアカデミー産
ピッツバーグの出身で、ミドルスクールからはシャーロットで過ごしていたシフィーノだが、高校ジュニアのシーズンからは、高校バスケ界屈指の名門校であるモントバードアカデミーに転校。ベン・シモンズ
アンドリュー・ネムハード
ケイド・カニングハム
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