キャメロン・ブーザーが史上2人目となるソフォモアでのゲータレード賞を受賞!!
元NBAオールスターであるカルロス・ブーザーを父に持つキャメロン・ブーザー。
近年、元NBAプレーヤーを父に持つ所謂"2世プレーヤー"の活躍が顕著な中、ESPNによる評価でclass of 2025(2025年に高校を卒業する学年)のNo1プレーヤーにランクされる次代のスター候補だ。
今季も所属校のコロンバスハイスクールを州大会制覇に導いたブーザーは、上級生のトッププレーヤー達を差し置き、ゲーターレード社選出の全米最優秀選手賞(ゲーターレード賞)を受賞。
ソフォモア(日本の高1相当の学年)での受賞は2020年のイマニ・ベイツ以来、史上2人目の快挙だ。
学年:class of 2025
生年月日:2007年7月18日
ポジション:PF/C
身長:205.7cm
昨季はフレッシュマン(日本の中3相当の学年)ながら、双子の兄弟であるケイデン・ブーザーと共にチームをフロリダ州大会制覇に牽引した。
今季もフロリダ州大会制覇を達成し、ソフォモアにして既に州大会を2連覇中だ。
キャメロンは父同様にインサイドプレーヤーながら、プレースタイルは現代的。
ペイントエリアで攻守に存在感を見せるのは勿論、リバウンドやブロックからそのままボールをブッシュし、速攻を演出。
ハーフコートオフェンスではキャッチ&シュートでもプルアップでも、3PTを高確率に決めるシュート精度を誇り、ドライブからフィニッシュにもアシストにも持ちこめるハンドリングスキルとパスの視野とセンスを有する。
現代バスケのオールラウンド化の流れを受け、高校レベルでもオールラウンドなスキルを見せるインサイドプレーヤーは少なくないが、ブーザーの様に高校トップレベルでそのスキルを効果的に発揮できるプレーヤーは稀有な存在だ。
2007年7月生まれのブーザーは、今後身体的にも成長する可能性は十分にあるが、現時点では身長や身体能力に突出するタイプでは無く、ディフェンスでのポテンシャルは限られる。
その分、オフェンスではハンドラーとしてのプレーを向上させ、プレーの幅を広げて行く事も予想される。
シーズン終了後には、上級生のトッププレーヤーを抑え、全米最優秀の高校生に贈られるゲータレード賞を受賞した。
ゲータレード賞の最終候補に選出された最上級生のトッププレーヤー、マタス・ブゼリス、アイザイア・コリア―を抑えての受賞は驚きこそあったものの、実力と実績は本物。
過去にはコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ドワイト・ハワード、ジェイソン・テイタム等も同賞を受賞しているが、ソフォモア(日本の高1相当の学年)で同賞を受賞したのは、2020年のイマニ・ベイツに次ぐ史上初の快挙だ。
また、レブロン・ジェームズ、グレッグ・オデン、ブランドン・ナイトの3人は2年連続でゲータレード賞を受賞しているが、ブーザーには史上初の3年連続受賞の可能性も残されている。
元オールスターの父を持つ2世プレーヤーとして注目を集めるブーザーだが、これまでの彼のプレーはその期待値を軽く超え、今夏のAAUシーズンでもSNSを騒がせるプレーを見せてくれる事だろう。
キャメロン・ブーザー
所属:クリストファーコロンバスハイスクール(フロリダ州)学年:class of 2025
生年月日:2007年7月18日
ポジション:PF/C
身長:205.7cm
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