ジョッシュ・クリストファーがアリゾナ州立大にコミットへ
5⭐️ Josh Christopher has committed to Arizona State! pic.twitter.com/fN0c8DPCEL— Tipton Edits (@TiptonEdits) April 14, 2020
進学先の最終候補としてはUCLA、ミシガン大、アリゾナ州立大、ミズーリ大、USCの5校を挙げ、最有力校はミシガン大と見られていた中、彼が進学先に選んだのは兄であるケイレブ・クリストファーも在籍するアリゾナ州立大だった。
アリゾナ州立大は昨季チームのリーディングスコアラーで司令塔も務めたレミー・マーティンがアーリーエントリーを表明し、チームを去る予定。クリストファーには彼の穴を埋める活躍が期待される。
また、ジョッシュ・クリストファーはコービー・ブライアントへの敬意を表する為に、現地時間午後8時24分に進学先を公表した。
また、ジョッシュ・クリストファーはコービー・ブライアントへの敬意を表する為に、現地時間午後8時24分に進学先を公表した。
今季注目のフレッシュマンについてはこちらも是非。
ジョッシュ・クリストファーはバスケの実力は勿論の事、そのファッションにも注目を集めてきた選手。短いショーツの裾を更にロールアップしてプレーしていた頃は、そのショーツ丈の短さが話題を呼んだ。実力でも下級生の頃から5つ星の選手として高い評価を得てきた。
昨夏はNikeのAAUリーグ、EYBLに所属するベガスエリートでプレー。平均21.4得点5.2リバウンド5.2アシストとオールラウンドな能力を遺憾なく発揮した。EYBL終了後には、同学年の注目選手、ジェイレン・グリーンもベガスエリートに加入しクリストファーとプレー。最もエキサイティングなAAUチームと呼ばれ、多くのハイライトを生み出した。
昨季はclass of 2022の注目選手、ディオール・ジョンソンがメイフェアハイスクールに加入。映える2人が同じチームに揃った事で注目を浴び、多くのハイライトが動画サイトにアップロードされた。
ハンドリングやステップワークに優れ、跳躍力も抜群。勢いに乗った時はコートのどこからでも思うが儘に得点を重ねることが出来る。一方で、タフショットを好む傾向があり、現状では効率に欠ける。シュートセレクションを向上させるか、タフショットも安定して決めきることの出来るシュート精度を身に付ければ、カレッジでもアンストッパブルなスコアラーに成長する。
サイズや昨今のトレンドを考えると、ハンドラーとしてプレーも磨いておいた方が良いだろう。EYBLでのアシスト数は1試合平均5.2本と優秀だったが、TO数が1試合平均3.8本とミスの多さも目に付き、派手ではあるがギャンブル要素の強いプレーは矯正が必要だ。
アリゾナ州立大では1年目からエースに
昨季シーズン成績20勝11敗、その内所属カンファレンスのPac-12では11勝7敗でカンファレンス3位タイの成績を残したアリゾナ大。ヘッドコーチを務めるのは、プレーヤーとして1991年、1992年にデューク大を2度のNCAAトーナメント王者に牽引したボビー・ハーリ―。NBAでもプレーした経験を持つハーリーは今季アリゾナ州立大で6季目を迎える。
アリゾナ州立大はハーリーの下徐々に力を付け、2018年、2019年と2年連続でNCAAトーナメント出場を達成中。昨季は対戦相手から1試合平均19.8本とカンファレンストップタイのTOを引き出し、効率こそ良くないが平均得点でカンファレンス3位タイのオフェンスに繋げ、激戦のPac-12を勝ち越した。
昨季平均19.1得点4.1アシストとどちらもチーム1の数字を残したジュニア(大学3年)のレミー・マーティン(高校時代はシエラキャニオンスクールでマービン・バグリーのチームメイト)はNBAドラフトにアーリーエントリーを表明。クリストファーにはマーティンの穴を埋める活躍が期待される。
クリストファーの同期としては、マービン・バグリーの弟であるマーカス・バグリーも入学予定。マーカスは兄のマービンの様な強烈なクイックネスやパワーは無く、サイズも1回り小さいコンボフォワードタイプだが、兄よりもオールラウンドなスキルが持ち味の実力派。クリストファーの頼もしい相棒となってくれるだろう。カレッジであればSF、PFの両ポジションでプレー出来る多様性も魅力だ。
現時点でアリゾナ州立大にコミットしているのはクリストファーとバグリーの2人のみだが、ボビー・ハーリ―は即戦力2人の獲得に成功した。