スキルフルなコンボフォワード、ザイアー・ウィリアムスはスタンフォード大にコミット
Trust in the Lord with all your heart— Ziaire Williams (@therealZiaire) April 12, 2020
and lean not on your own understanding;
in all your ways submit to him,and he will make your paths straight
Proverbs 3:5-6
1000% CONFIDENT AND COMMITTED‼️❤️🌲 pic.twitter.com/kYrtDuK5Bd
多くの有望高校生が進学先を公表する中、ここまで進路を決定してこなかったウィリアムス。デューク大、ノースカロライナ大を含む10校以上の強豪から奨学金のオファーを受けた中、ウィリアムスの有力進学先と見られていたのはアリゾナ大、スタンフォード大、USC、UCLAの4校。
現地時間2020年4月12日、ウィリアムスはTwitter上で進学先を公表。彼が次の行き先として選んだのはスタンフォード大だった。
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プロフィール
ハイライト
学年屈指の素材型コンボフォワード
シエラキャニオンスクールのザイアー・ウィリアムス。2019年のU19ワールドカップには高校生ながらタレント揃いのUSA代表のメンバーとして出場。1試合平均7.6分の出場で平均4.6得点0.7リバウンドと主力選手には程遠かったが、世界制覇を経験している。
昨シーズンから近年力を付けているシエラキャニオンスクールに転校。ケンタッキー大に進学予定でウィリアムスと同じくマクドナルドオールアメリカに選出されたBJ・ボストンと共に、ダブルエースの一角としてタレント揃いのチームを牽引した。
カリフォルニア州の転校規定により、シーズンの開幕には出遅れたが、新型コロナウイルスの蔓延でシーズン最後の試合となった、カリフォルニア州大会準決勝の対イティワンダハイスクール戦では、決勝点となるミッドレンジジャンパーのブザービターを沈め、劇的な逆転勝利の主役となった。
昨シーズンから近年力を付けているシエラキャニオンスクールに転校。ケンタッキー大に進学予定でウィリアムスと同じくマクドナルドオールアメリカに選出されたBJ・ボストンと共に、ダブルエースの一角としてタレント揃いのチームを牽引した。
カリフォルニア州の転校規定により、シーズンの開幕には出遅れたが、新型コロナウイルスの蔓延でシーズン最後の試合となった、カリフォルニア州大会準決勝の対イティワンダハイスクール戦では、決勝点となるミッドレンジジャンパーのブザービターを沈め、劇的な逆転勝利の主役となった。
まだまだ完成形には程遠いが、恵まれたサイズと機動力、柔らかいシューティングタッチを持ち、将来性は高い。どことなく動きがぎこちない所は、現在ニューヨークニックスに在籍するケビン・ノックスの高校時代を思い出させる。
ノックスも高校時代から将来性の高いコンボフォワードと評されていたが、高校時代のノックスと比較すると現時点のウィリアムスの方がシューティングに優れるが、フィジカルは少し華奢な印象。ハンドリングにはまだ不安が大きく、フィジカルコンタクトの弱さとハンドリングが改善されれば、彼のシューティングセンスをより効果的に発揮し、プレーヤーとして大きく成長することが出来るだろう。
ウィリアムスはカレッジ、NBAレベルでSF/PFの両ポジションでプレー出来るサイズと機動力があり、ポジションレスの進む現代バスケで重宝されるだろう。
ノックスも高校時代から将来性の高いコンボフォワードと評されていたが、高校時代のノックスと比較すると現時点のウィリアムスの方がシューティングに優れるが、フィジカルは少し華奢な印象。ハンドリングにはまだ不安が大きく、フィジカルコンタクトの弱さとハンドリングが改善されれば、彼のシューティングセンスをより効果的に発揮し、プレーヤーとして大きく成長することが出来るだろう。
ウィリアムスはカレッジ、NBAレベルでSF/PFの両ポジションでプレー出来るサイズと機動力があり、ポジションレスの進む現代バスケで重宝されるだろう。
進学先のスタンフォード大は
進学先のスタンフォード大は昨季のシーズン成績が20勝12敗。その内、所属カンファレンスであるPac-12での対戦成績は9勝9敗の5分で、同カンファレンス所属12チーム中7位だった。
HCは今季スタンフォード大での5シーズン目を迎えるジェロッド・ハース。師匠は現ノースカロライナ大のヘッドコーチであるロイ・ウィリアムスで、カンザス大とノースカロライナ大でウィリアムスのアシスタントコーチを務めた。今季は昨季よりオフェンスのペースを落としたが、ディフェンスレーティングの91.0はカンファレンス内でベストの数字。
オフェンスは1試合平均得点が69.5得点でNCAAのディビジョン1全体で252位に沈んだが、ザイアー・ウィリアムスの獲得で改善が見込める。リバウンド率がカンファレンスで下から2番目とリバウンドにも弱さを見せたが、機動力とサイズに優れるウィリアムスの貢献に期待したい。
スタンフォード大は2014年を最後にNCAAトーナメントから遠ざかっており、HCのハースも前任校を含む8シーズンのコーチングキャリアでNCAAトーナメント出場は2016年の1度のみ。
久々のNCAAトーナメント出場に向け、スタンフォード大のファンからザイアー・ウィリアムソンに向けられる期待は、彼がこれまでの人生で受けてきた中で最も大きなものとなるだろう。