ジェイレン・グリーンが30得点の活躍でシーズンを締めくくる
今回もGリーグイグナイトネタです。もう何度も書いてきたので今回はイグナイトの軽い説明は省略で。
レギュラーシーズンを8勝7敗と勝ち越し、最終第8シードでプレーオフに滑り込んだイグナイトは、プレーオフの初戦で第1シードのラプターズ905と対戦。2021年のドラフト上位指名候補、ジェイレン・グリーンがキャリアハイの30得点と気を吐くも、ラプターズの3PT攻勢を止められず127-102で敗戦。イグナイトはGリーグでのシーズンを終えた。
何とかプレーオフに残ったイグナイトだったが、シーズン途中でインサイドの要として活躍したドンタ・ホールがNBAに昇格し、インサイドのディフェンスが壊滅的に。チームのNo2スコアラーだったジョナサン・クミンガを右ひざの痛みで欠いた事も痛かった。
とは言え、高校を卒業したばかりの18歳、19歳の若者を中心とした構成でシーズンを勝ち越し、プレーオフに駒を進めた事は快挙と言っていいだろう。
今回はキャリアハイの活躍をしたジェイレン・グリーンを中心に。
ラストゲームで遂に見せた会心のパフォーマンス
僕の今年一番の推しメン、ジェイレン・グリーン。高校時代はESPNによるランキングでケイド・カニングハムやエバン・モーブリー等を抑え1位にランクされた逸材は、イグナイトでも平均得点でチームをリード。最も安定したスコアラーとして活躍を見せてきた。
けれども、高校時代の様な爆発力や劣勢でステップアップするヒーローの様な姿は鳴りを潜め、ちょっと物足りなさも。
そんなグリーンが、イグナイトでのラストゲームで遂に彼らしいプレーを見せ、30得点5リバウンド7アシスト。中でも圧巻だったのが第3Qのパフォーマンスだった。ドライブからタフショットを次々とねじ込み、このクォーターだけで13得点。クォーター終了のブザーと共にロングレンジの3PTも沈めている。
今日の試合ではファンが期待する様な迫力満点のダンクこそ飛び出さなかったが、華奢なフィジカルながらドライブからのタフショットをねじ込む空中でのボディバランス、リング周りのシュートタッチの良さは彼が高校時代に何故学年1位の評価を受けていたかという事を示すのに十分だっただろう。
ディフェンスのカバーに対してもアシストで対応し、7アシストを記録。こういった判断力はGリーグでのシーズンが進むに連れて磨かれてきた部分だ。
高校時代にも大一番で何度もステップアップしてきたグリーン。イグナイトは残念ながらプレーオフ初戦で敗退となったけれど、グリーンはそのスター性を垣間見せドラフト1位指名への強いアピールとなった。
その後のイグナイトの動向は?
プレーオフに敗退しシーズンを終えたイグナイトが今後の動向がどうなるのかは僕も分かっていなくて...
育成プログラム組のメンバーは2021年のドラフトに向けてワークアウトを重ねる事になるのだろうけど、揃ってカリフォルニアに戻るのか、それとも散り散りとなるのか。イグナイトの今後の動向が分かれば、またこのブログを更新しますので、皆様のご愛顧よろしくお願い致します。
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