注目フレッシュマン:カナダ出身のスコアラー、ケイレブ・ヒュースタンはミシガン大へ
カナダ出身のケイレブ・ヒュースタン。
今夏のU19ワールドカップにもカナダ代表として出場し、リーディングスコアラーとしてチームの3位入賞に貢献した。
アメリカ高校バスケ界屈指の強豪である、モントバードアカデミーでも主力として活躍した彼には、多くのNCAAディビジョン1強豪校からオファーが来たが、ヒュースタンはミシガン大への進学を決めた。
2021 five-star Caleb Houstan has committed to Michigan.
— Joseph Tipton (@TiptonEdits) October 30, 2020
The Wolverines now have the #1 Ranked Recruiting Class for 2021. pic.twitter.com/umeSltnJ34
プロフィール:ケイレブ・ヒュースタン
所属:ミシガン大
ポジション:SF
生年月日:2003年1月9日
登録身長:6フィート8インチ(203.2cm)
出身:モントバードアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2021)/Jordan Brand Classic (2021)
ハイライト
全米制覇に貢献した勝負強いシューター
昨季も実質的な全米No1決定戦であるGEICOナショナルズを制したモントバードアカデミー。
その全米制覇にエースとして貢献したのがカナダ出身のケイレブ・ヒュースタンだ。
決勝の対サンライズクリスチャンアカデミー戦では、3PT4本を沈め、ゲームハイの16得点を叩き出した。
下級生の頃からモントバードアカデミーの主力を務めてきたヒュースタン。
2019-2020シーズンには、揃って今年のNBAドラフトで1巡目指名を受けたケイド・カニングハム、スコッティ・バーンズ、モーゼス・ムーディ、デイロン・シャープと共にスターティング5の一角を担った。
オールランダーの育成に定評のあるモントバードアカデミーにあって、ヒュースタンはアウトサイドシュートやスコアリングに特化したスペシャリストとして活躍してきた。
U19でもカナダ代表をリード
今夏のU19ワールドカップでも、FIBAルールと高校の3PTラインの距離の違いからか、3PT成功率は19%と低調に終わったが、カナダ代表でNo1の平均17得点を叩き出し、そのスコアリングスキルの高さを証明した。
FT成功率は84.6%と高く、その点ではシュート精度の高さも垣間見せた。
登録身長は6フィート8インチ(203.2cm)と高さもあり、ポテンシャルの高い大型シューターとして、プロレベルにおいても需要の高いタイプだろう。
若いタレントが揃うミシガン大
昨季もNCAAトーナメントでElite8に進出したミシガン大。
主力の多くはNBAドラフトにエントリーし、チームを去ってしまったけれど、HCとして3シーズン目を迎えるジュワン・ハワードの下には、今年も多くのタレントが集まった。
昨季Second-team All-Americanに選出され、チームのトップスコアラー、リバウンダーだったハンター・ディキンソンの残留もミシガン大にとっては大きい。
新入生では、ヒュースタンの他にもESPNランキング13位でオールラウンドなビッグマンのムーサ・ディアバテ、同38位のガードであるフランキー・コリンズや40位のコービー・バフキンと、新入生のタレントレベルはNCAAディビジョン1全体でも屈指。
タレント揃いのミシガン大にあっても、サイズと卓越したスキルを誇るヒュースタンは重要なピースに。
インサイドのディキンソンと共に、ヒュースタンがアウトサイドのエースとしての地位を確立すれば、ミシガン大は昨季よりも長いシーズンを過ごす事が出来るだろう。
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