アメリカ高校バスケ界で活躍を見せる中国人選手。

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アジアのバスケットボールを常にリードしてきた中国。
アジア人初のNBAプレーヤーも2001年にダラスマーベリックスに加入した中国人のワン・ジジ。(ドラフトは1999年)
2002年にはNBAドラフトでは中国出身のヤオ・ミンが全体1位指名でヒューストン・ロケッツに入団。
オールスターにも8度選出され、NBA史に残る活躍を残しました。

現在NBAでプレーしている中国人選手はいませんが、アメリカ高校バスケ界で活躍する選手は複数おり、将来NBA入りを果たす可能性もあるかもしれません。


ケビン・ジャン


インディアナ州の強豪校La Lumiere Schoolでプレー。
元中国代表選手で1992年のバルセロナオリンピックでは銀メダルも獲得した母を持つ、中国バスケ界のサラブレット。
今年La Lumireはアメリカ屈指の強豪校が集まるトーナメント、Dick's Nationalsで優勝し、ジャンもローテーションのメンバーとしてチームの勝利に貢献しました。

6'9"というサイズながらSFとしてプレーする大型のウイングプレーヤー。
跳躍力も高く、試合ではドライブからダンクも披露。
幼少期はガードとしてプレーしていたとのことでハンドリングもまずまず。
ESPNでも4つ星の評価を得ています。

チームメイトにはジャレン・ジャクソン(ミシガン州立大に進学)やブライアン・ボウエン(進学先未定※追記:現地時間6月3日にルイビル大進学に決定)といったアメリカトップレベルの選手がおり、多くがNCAAディビジョン1の大学に進学。
class of 2018のジャンにも既に多くの大学が興味を持っている様で、その中にはスタンフォード大やLSU、ニューメキシコ大といった強豪の名前が並びます。

主力の多くが卒業して迎える2017-2018シーズンは主力として活躍が期待されます。

マイケル・ワン


カリフォルニア州の強豪校Mater Dei High Schoolでプレーするワン。
同学年にはボル・ボルやスペンサー・フリードマン等レベルの高い選手が集まっており、強豪ひしめくカリフォルニア州の中でも、来年は州大会優勝の最有力校と言って過言では無いでしょう。

身長6'9"のパワーフォワードでインサイドの選手ながら、シュートタッチは柔らかく、ミッドレンジジャンパーや3PTも得意としています。
機動力もアジア人ビッグマンとしては良い方と言えるでしょう。
彼もまたESPNでは4つ星の評価を得ており、サンノゼ州立大やテキサスA&M大等からオファーを受けています。

NBA入りは厳しいが国際試合では日本の脅威に。

ジャン、ワン共にアメリカの中では何かが傑出しているということは無いので、NBAで活躍することは難しそう。
しかし、アジアレベルで言えば、高校年代から非常に高いレベルでプレーしており、大学もNCAAディビジョン1のチームに進学することがほぼ確実。
将来的には国際試合で日本の脅威となることでしょう。

彼ら2人はアジア人としてサイズの恵まれている選手ですが、身体能力は日本人を大きく上回っているかと言えばそんなことも無く・・・
日本のビッグマン達も早い段階からアメリカ高校バスケに挑戦すれば、ディビジョン1入りの可能性は0でない気がします。

コメント

  1. ジャレン・ジャクソンはMSU、ブルース・ボウエンではなく、ブライアン・ボウエンかと。

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    1. 本当ですね、完全に間違ってますね。
      失礼いたしました。
      ご指摘ありがとうございます。
      ボウエンはルイビルに決まりましたね。

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