名将トム・イゾー史上最高のタレントが揃うミシガン州立大。

「msu basketball」の画像検索結果

19年連続でNCAAトーナメント出場中のカレッジ屈指の強豪校ミシガン州立大(MSU)。
昨季はフレッシュマン主体の若いチーム構成で不安定なシーズンを過ごし、シーズン成績は20勝15敗。
シーズン15敗は1995年から現ヘッドコーチのトム・イゾーが指揮を取り始めて以来、ワースト2位の成績でした。

しかし、アーリーエントリーが濃厚と見られていたエースのマイルス・ブリッジスがチームに残留。
フレッシュマンでも全米屈指のビッグマン、ジャレン・ジャクソンJrを獲得し、今季のMSUにはトム・イゾー史上最高のタレントが揃い、Final4争いの有力候補と評されています。



予想主力選手

 ※赤字はフレッシュマン

昨季から残る主力選手


昨年からの主力の多くが残留。
特に上記4名は昨年フレッシュマンながら活躍した選手達。
カレッジバスケに慣れた今季は昨年以上の飛躍が期待されます。

ロッタリー候補にも関わらずドラフトを回避したブリッジスは、今季のカレッジ最優秀選手の有力候補にも挙げられます。
育成に定評のあるMSUのことですから、他の3名も昨季より成長したプレーを見せてくれることは間違いないでしょう。

キープレイヤー

ニック・ウォード

ポジション:PF/C
身長(靴込):203.2cm
体重:109.3kg
ウイングスパン:218.4cm


昨季平均19.8分の出場でチーム2位の平均13.9得点を記録したウォード。
サイズは小さめですが長いウイングスパンでカバー。
インサイドの得点能力に長け、身体能力だけでなく技術で得点を取ることの出来る選手です。
身体は絞れていない印象ですが、インサイドの選手としてはクイックネスも中々。

今季安定した出場時間を獲得すれば、インサイドのエースとしてアウトサイドのエースブリッジスと共に他チームの脅威となるでしょう。

キーフレッシュマン

ジャレン・ジャクソンJr

ポジション:PF
身長(裸足):203.8cm
体重:103kg
ウイングスパン:223.5cm



ウォードとインサイドで並ぶのがフレッシュマンのジャクソン。
元NBA選手でNBA優勝経験も持つジャレン・ジャクソンを父に持つサラブレット。
マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシック、フープサミットのメンバーに選出され、La Lumiere SchoolではDick's Nationals優勝も経験しています。

素晴らしいウイングスパンと機動力を持ち、ディフェンスでは即戦力間違いなし。
オフェンスでも柔らかいシュートタッチを持っており、ストレッチ4としてのプレーも可能。
ペイントエリアで得点を重ねるウォードとは好相性。
今季の活躍次第では来年のドラフトでロッタリー指名の可能性も高い選手です。

シーズン展望

フレッシュマン主体の昨季と違い、経験豊富な選手とポテンシャルの高いフレッシュマンという非常にバランスの良い布陣となったMSU。
スターティングには昨季経験を積んだソフォモアが並び、ベンチには上級生が控えます。

昨季も平均得点こそ71.9得点(D1全体206位)でしたが、アシストは16.9本(同15位)とまとまったチームオフェンスを展開。
どこからでも得点の取れるブリッジス、インサイドを制圧するウォードに加えシューターも充実。
タレント豊富な今季は更に破壊力の高いオフェンスを披露してくれるでしょう。

フレッシュマンのジャクソンの加入でリバウンドも強化され、これといった弱点は見当たりません。
私的には今季のNCAAトーナメント優勝候補の最有力にMSUを推しており、今季の成績はFinal4と予想。
怪我無くシーズンを過ごせれば2000年以来3度目となるNCAAトーナメント制覇も夢では無いでしょう。

コメント

  1. バグリーがどこに行くのか気になりますが、MSUの年になることを祈っております(^^)

    返信削除

コメントを投稿