NBAドラフト2021:何だかんだで今年もPGが良いという話

2021年もそろそろ2月が終わるので、当ブログとしては徐々にドラフトモードに入らなくては。という事で初回は今年注目のポイントガード(PG)まとめから。

何だか毎年"今年のPGは良い"と言っている気がしますが、今年もPGが良いです。ドラフトTOP5候補には、ケイド・カニングハム(オクラホマ州立大)、ジェイレン・サッグス(ゴンザガ大)という2人のフレッシュマンガードが。

では今年もドラフト予習を始めていきましょう。徐々に追記をしていく予定です。

ケイド・カニングハム

ポジション:PG
所属:オクラホマ州立大
学年:フレッシュマン
生年月日:2001年9月25日
登録身長:6フィート8インチ(203.2cm)
出身校:モントバードアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:ネイスミスプレッププレーヤーオブザイヤー(2020)、MaxPrepsナショナルプレーヤーオブザイヤー(2020)

スタッツ

MINFGFG%3PT3P%FTFT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
34.06.1-13.943.42.1-4.644.64.4-5.384.20.95.26.13.70.91.42.64.018.6
※日本時間2021年2月20日時点

ハイライト


完成された穴の無い大型ガード

ディアンジェロ・ラッセルやベン・シモンズ等を輩出し、オールラウンダーの育成に定評のあるモントバードアカデミーの出身、ケイド・カニングハム。カニングハムもご多聞に漏れず、オールラウンドな大型ガードに成長しました。

カニングハムの最大のセールスポイントは、これと言った穴が無い完成度の高さ。彼ほどのサイズ、スキル、バスケットボールIQ、経験値を誇るフレッシュマンガードは前代未聞と言っても過言ではないかもしれない。

登録身長6フィート8インチの身長と長いウイングスパン、ディフェンスに併せて使い分ける多彩な得点スキルと一歩先を読む巧みなゲームコントロールを有し、U19ワールドカップ優勝も経験。これだけの物を全て揃えているのがカニングハム。

アウトサイドシュートや、クイックなガードへのディフェンスといった、大型ガードにありがちな弱点は一切なく、シュート精度も優秀。上位指名候補に豊富なタレントが集う今年のドラフトですが、最も無難な候補はカニングハムでしょう。

ジェイレン・サッグス

ポジション:PG
所属:ゴンザガ大
学年:フレッシュマン
生年月日:2001年6月3日
登録身長:6フィート4インチ(193cm)
出身校:ミネハハアカデミー(ミネソタ州)
主な受賞歴:MaxPrepsアスリートオブザイヤー(2020)

スタッツ

MINFGFG%3PT3P%FTFT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
27.05.1-9.851.31.2-3.336.52.6-3.475.40.64.75.34.40.42.12.72.613.9
※日本時間2021年2月20日時点

ハイライト

※高校時代のハイライト

二刀流のマルチアスリート

今季、NCAAのディビジョン1でNo1と評されているゴンザガ大の司令塔を務めるジェイレン・サッグス。世代別代表メンバーの常連で、U17ワールドカップとU19ワールドカップでは世界制覇を経験しているエリートプレーヤーだ。

アメリカンフットボールのQBとしても高い評価を得たマルチアスリートで、アメフトとバスケでの功績が認められ、MaxPrep選出のアスリートオブザイヤーに選ばれている。アメフトでの才能はバスケットボールのコート上でも表れており、ロングパスを正確に通す技術、コート全体を見渡す空間把握能力はQBとして活躍したサッグスではならではだろう。

優れた運動能力を誇るプレーヤーでもあり、電光石火のクイックネスは攻守両面で発揮されている。

忘れてはいけないのは、サッグスがカレッジで最も厚い選手層を有するゴンザガ大でこれだけの活躍を残しているという事。スタッツ以上の評価をえるべきプレーヤーで、現時点ではドラフト5位以内での指名が有力視される。

シャリーフ・クーパー

ポジション:PG
所属:オーバーン大
学年:フレッシュマン
生年月日:2001年6月11日
登録身長:6フィート1インチ(185.4cm)
出身校:マッキーチャンハイスクール(ジョージア州)
主な受賞歴:USA TodayオールUSAプレーヤーオブザイヤー(2019)

スタッツ

MINFGFG%3PT3P%FTFT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
33.25.7-15.237.71.2-4.824.57.0-8.581.90.63.74.48.60.31.02.64.019.6
※日本時間2021年2月20日時点

ハイライト


自由自在にディフェンスを翻弄するポイントゴッド

高校ジュニアのシーズンには、アイザック・オコロと共にマッキーチャンハイスクールをシーズン無敗に導いたシャリーフ・クーパー。クーパーの姉であるティア・クーパーはドワイト・ハワードと婚姻関係にあり、クーパーはハワードの義弟にあたります。

NCAAから出場許可が下りず、デビューが遅れたけれど、1月10日の対アラバマ大戦でのデビュー以降は1巡目上位指名に値する活躍を続けている。

素早いファーストステップから繰り出されるドライブは、緩急や方向転換も自由自在でディフェンスを思うままに翻弄。ディフェンスを手玉に取り、チームメイトにクリエイティブなアシストを供給している。

ゲームメイクに突出している一方で、フィニッシュに苦労し、中々FG成功率は上がってこない。FG成功率、3PT成功率共に残念な数字だけれど、FT成功率は8割を超えているので、そこまで深刻な問題ではないかもしれない。

フィニッシュ力の高いプレーヤーが揃うNBAでより輝くタイプに見え、身体的には突出していないプレーヤーだが、1巡目10位以内で指名を受けても僕は驚かない。

ジャレッド・バトラー

ポジション:PG
所属:オーバーン大
学年:ジュニア
生年月日:2000年8月25日
登録身長:6フィート3インチ(190.5cm)
出身校:リバーサイドアカデミー(ルイジアナ州)
主な受賞歴:3rdチームオールアメリカン  (2020)、1stチームオールBig 12 (2020)

スタッツ

MINFGFG%3PT3P%FTFT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
ジャレッド・バトラー29.16.2-12.549.32.6-5.944.62.0-2.675.60.52.83.35.20.52.41.82.817.0
※日本時間2021年2月20日時点

ハイライト


カレッジ最優秀ガード賞の有力候補

シーズン無敗のままに連勝街道を突き進むベイラー大のエース、ジャレッド・バトラー。昨季終了時点でカンファレンスの1stチームに選出され、今季はカレッジ最優秀のポイントガードに贈られる、ボブ・クージー賞の有力候補にも名前が挙がる。

3PTシュートと、切れ味鋭いクロスオーバーから繰り出されるドライブが売りの攻撃型。クイックリリースの3PTシュートは高い成功率を誇り、1度当たり出すと止まらない。ドライブは左右の切替や緩急でディフェンスのタイミングを外す巧みさを備え決定率も高い。

また、ベイラー大は3ガードラインナップを敷き、バトラーはゲームメイク以上にスコアラーとしての役割が大きいが、ガードとしてのスキルは高くコントロールも堅実。クリエイティブなタイプでは無いので、形のあるチームで活きるタイプかもしれない。

ジュニアと学年が高い事もあり、ドラフトで1巡目上位指名に食い込んでくることは考えにくいが、1巡目中位以降で安全なガードを選ぶのであれば、バトラーを検討するべきでしょう。

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