スクート・ヘンダーソンが学年変更とGリーグとの契約を公表

ESPNランキングでclass of 2022の7位にランクされるケルハイスクール(ジョージア州)のスクート・ヘンダーソン。昨季はチームをジョージア州class 6Aの州大会決勝に導いた学年屈指のポイントガードだ。

2022年に高校を卒業予定だったヘンダ―ソンだったが、卒業を1年早める事と同時に、Gリーグとの契約を公表。今年2月に17歳となったヘンダーソンは、これまでで最も若いアメリカ国内のプロバスケットボールプレーヤーとなる模様。

また、ヘンダーソンが

・高校卒業後1年経過
・ドラフトのカレンダーイヤー中に19歳以上(になる)

という2つのNBAドラフトへのアーリーエントリー要項を満たすのは2023年。ヘンダーソンは2023年のNBAドラフトに向けて、Gリーグと2年契約を結ぶと報じられている。




電光石火のPG、スクートヘンダーソン


ケルハイスクールの通算得点記録保持者であるスクート・ヘンダーソン。チームを州大会準優勝に導いた昨季は、平均32得点7リバウンド6アシストを記録。(高校のスタッツは参考程度ですが)

直線的なドライブでは電光石火のクイックネスを見せ、左右の方向転換も切れ味抜群。高校生としてはプルアップジャンパーも上手い部類に入る。サイズにも優れ、ポテンシャルは高い。

Gリーグと契約したヘンダーソンは育成プログラムのプレーヤーとベテランプレーヤーで構成されるGリーグイグナイトでプレーする。他には、マイケル・フォスター、ジェイデン・ハーディ、ファンボ・ゼンの3人が育成プログラムのプレーヤーとしてイグナイトでプレーすると見られている(ハーディとゼンはまだGリーグと契約していない模様)。

ハーディは昨季のジェイレン・グリーン同様に世代No1のウイングスコアラーで、ハーディとヘンダーソンのバックコートはダイナミックでファンを魅了するデュオとなる事間違いなし。

昨季はグリーンやクミンガといった学年屈指の有望株がイグナイトでプレーしたが、2シーズンをイグナイトでプレーするプレーヤーは、ヘンダーソンが初。ヘンダーソンがこのパターンで2023年のドラフト上位指名を受ければ、同じ道を歩むプレーヤーも出てくるだろう。

学年トップレベルのプレーヤーの中には、既に高校レベルでは実力を持て余してしまう子もいるので、早くにより高いレベルに進むのは、バスケットボールプレーヤーとしての成長においては"有り"でしょう。

ちなみに、ヘンダーソンと同じパターンはclass of 2022の学年No1プレーヤー、イマニ・ベイツにも適用できるはず。進路に関して様々な噂が出ているベイツ君はどうするんですかね?

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