2016-2017シーズン注目チーム:デューク大



大学NO1コーチ、コーチKが率いるデューク大。
近年はリクルートでも大成功を収め、2015年には1年生中心のチーム構成でNCAAトーナメントを制覇した。

2015年優勝チームのメンバーの多くがNBA入りし、昨季は経験不足のメンバー構成で及第点のNCAAトーナメントSWEET16。
今季の主力ブランドン・イングラムはアーリーエントリーでチームを去ったが、エースのグレイソン・アレンは残留。

加えて多くの有望な新入生が加入する2016-2017シーズンは優勝候補の一角に挙げられている。

デューク大




2015年のFINAL4で活躍したグレイソン・アレンが大黒柱に成長。
期待されたルーキー、ブランドン・イングラムは試合を追うごとに成長を見せチームを牽引した。
しかし、4年生フォワードのアミール・ジェファーソンの故障が響き、インサイドが手薄となり、優勝に絡むことは出来なかった。
それでもアミール・ジェファーソン、グレイソン・アレンの残留はチームにとって大きなプラス。
若いチームに経験を与える活躍が期待される。

out

F:ブランドン・イングラム(アーリーエントリー)
G:デリック・ソーントン(転校)
C:マーシャル・プラムリー(卒業)


in

G:フランク・ジャクソン(新入生)
F:ジェイソン・テイタム(新入生)
F:ハリー・ジャイルズ(新入生)
C:マーキス・ボールデン(新入生)

イングラムが去ることは規定路線。
マット・ジョーンズの転校は想定外だが、その穴を埋めるだけのタレントは十分。

ジャクソンはマクドナルドオールアメリカンに選出されたアスレティックなPG。
跳躍力とファーストステップの高さを武器に得点を量産する。
シュートレンジも広い。
ゲームメイクはまだまだ勉強が必要。



ゲータレードプレイヤーオブザイヤーに輝いたテイタム。
マクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックに選出。
学年屈指のオールラウンダーでミッドレンジジャンパーの精度は非常に高い。
イングラムの穴を埋める活躍が期待される。
イングラム程の恵まれた身体は無いものの、高校卒業時点での完成度はイングラム以上。



学年トップの評価を受けるジャイルズ。
2015年11月に膝の手術を受けたが、彼の評価の高さは変わらず。
高い身体能力と器用さを兼ね備え、オフェンス・ディフェンス両面で猛威を振るう。
U-17世界選手権では日本とも対戦し、インサイドを征服した。



学年屈指のセンター、ボールデン。
技術はまだまだ未熟なものの、驚異的なウイングスパンを持ち、ポテンシャルは高い。
リムプロテクトは現時点で大学でも通用するレベル。
昨季は手薄だったデューク大のインサイドに厚みを加える選手。






2015-2016シーズン


スターティング5

G:デリック・ソーントン
G:グレイソン・アレン
G:マット・ジョーンズ
F:ブランドン・イングラム
C:マーシャル・プラムリー

ベンチ

G:ルーク・ケンナード
F:チェイス・ジーター


2016-2017シーズン予想戦力

スターティング5

G:マット・ジョーンズ
G:グレイソン・アレン
F:ジェイソン・テイタム
F:アミール・ジェファーソン
F:ハリー・ジャイルズ

ベンチ

G:ルーク・ケンナード
F:チェイス・ジーター
G:フランク・ジャクソン
C:マーキス・ボールデン

ガードには昨季からのスターティングが残る。

ソーントンの転校でPGタイプのプレイヤーが去り、ジョーンズ・アレン共にPGタイプではないのでゲームコントトールが課題。
ジョーンズに代わってジャクソンのスターティング器用もありか。

アレンは昨季最も成長した選手の1人。
ロールプレイヤーから大学トップクラスの選手に成長した。
2016-2017シーズンは大学最優秀選手の有力候補にも挙げられ、更なる成長が期待される。

テイタムとジャイルズはどちらも即戦力のルーキーで、彼らの活躍が浮沈のカギと言っても過言ではない。
テイタムにはオフェンス面、ジャイルズにはディフェンスとリバウンドでの貢献が期待される。
ジャイルズは怪我明けとなるのでコンディションがどこまで戻っているか。

ジェファーソンは5年目のシーズンとなり、個人としての活躍は勿論、若いチームでのリーダーとしての役割が与えられる。

ケンナードは昨季もインスタントスコアラーとして活躍し、ベンチから流れを変える働きに期待したい。

ジーターも高校時代にマクドナルドオールアメリカンに選ばれた逸材で、インサイドのバックアップとして安定感した活躍に期待。

昨年はベンチ層が薄く、主力選手は長時間出場を余儀なくされた。
今季はインサイド、アウトサイド共に選手層の厚みが増し、躍進が期待される。
大手スポーツサイトのシーズン展望では、既に優勝候補最有力として名前が挙げられている。

コメント

  1. こんにちはいつも楽しみに観覧させていただいています。
    転校するプレイヤーはマットジョーンズではなくてデリックソントーンでは?

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    1. TANAKA TARO 様
      コメントありがとうございます。
      ご指摘の通りです。
      ありがとうございます。

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    2. マットジョーンズ大好きなんです。The Dukeっぽくて笑(渋い働きするという意味で)

      来年Duke,PGどうするんですかね?結局タイウスジョーンズの穴が埋まりませんでしたからね。ただウイングのタレントが圧倒的ですが、、、、。

      いつも更新ありがとうございます。楽しく観覧させていただいています。

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    3. 確かにdukeらしい良い選手ですね。

      テイタムにしろジャイルズにしろポジションの割にパスの上手い選手は多いですが、純正PGは不在で不安ですね。

      アレン、ジョーンズ、ケンナード、テイタムが揃うウイングはタレント、実力ともに間違いなくNCAAでNO1ですね

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