2016NBAドラフト:ドラフト候補最長身、ママドゥ・エンジャイ。



マヌート・ボール、ジョージ・ミュアサン、ショーン・ブラッドリーなど、過去には多くの長身選手達がNBAでプレーしてきた。
しかし、その多くが技術不足、NBAのゲームスピードについていけない等の理由で大きな成功を収めることなくリーグを去ってきた。

近年、長身選手で最も活躍した選手はヒューストンロケッツで活躍したヤオ・ミンだろう。
それ以後、NBAの試合スピードの高速化に伴い、長身選手はあまり出てきていない。
今年、また新たな長身選手がNBAに挑戦しようとしている。




ママドゥ・エンジャイ


大学:カリフォルニア大アーヴァイン校
生年月日:1993年9月14日
ポジション:C
身長(靴込):223.5cm
体重:134.7kg
ウイングスパン:246.4cm
※2012アマレ・スタウダマイアーキャンプでの計測値
スタッツ:23.2分12.0点7.3リバウンド0.6アシスト2.2ブロック0.2スティール
※2015-2016シーズン



デカい!!そして遅い。
身長もさることながら、8フィート越えのウイングスパンは驚異的。
しかし、この遅さはテンポの速い現代バスケでは致命的。
技術不足でも機動力さえあればもう少し可能性を感じるが、この遅さではNBAでは通用しないだろう。

オフェンス面を見ると、外角のシュートが意外と上手い。
1年生時43%だったFTも3年生時には64.2%まで上達させた。

現状の評価ではドラフトでのNBA入りの可能性は0に等しい。
恐らく、NBAに定着することもない。
日本で新たに開幕するプロリーグ“Bリーグ”の目玉選手の1人として、どこかのチームが獲得を狙ってみてはどうだろうか。
スピードこそないが、ハーフコートのリムプロテクトではかなりの存在感を発揮できる選手。




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