class of 2020:身長165センチのスーパーガード、ジュリアン・ニューマン。

先日、中学生のバスケットボールに特化したウェブサイトMiddle School Hoopsがclass of 2020からclass of 2024までを対象にキャンプを開催した。そこで一躍注目を集めた選手の1人が先日紹介したclass of 2020のカイリー・ウォーカー。ウォーカーはclass of 2020の選手ながら既にスキル、身体共に大人顔負けのスーパープレーヤーだ。

そのウォーカー擁するチーム相手に、ウォーカーを上回るパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いたのがウォーカーと同学年のガード、ジュリアン・ニューマンだ。身長僅か165センチの選手が何と52得点を記録し、ウォーカーを打ち負かした。

ジュリアン・ニューマン

学年:class of 2020
ポジション:PG
身長:165.1cm


165センチの身長は190センチ越えのウォーカーとマッチアップすると一際小さく見える。
大人と子供の様なマッチアップだが、手に吸い付く様なハンドリングと細かなフェイクでウォーカーのタイミングを外し、一気に抜き去りフローターを沈めている。

ハンドリングだけでなく、サイズが知育とも高い得点力を有するのがアメリカのガードらしい。ニューマンは後半に爆発し、52得点。チームの逆転勝利を演出した。

対するウォーカーは前半で30得点を記録し、前半ではチームを21点リードに導いたが、ニューマンの活躍には及ばなかった。

身長は僅か165センチだが、高速のハンドリングと爆発的なクイックネス、正確無比なシュート力を持ち、スコアリング能力は高い。5年生の頃から高校の試合に出場している選手で、7年生の時点で通算1000得点を記録したという記事もあり、その得点力は折り紙付き。アシストも平均2桁アシストを記録し、ゲームメイクも高水準と見られている。

数年前にYoutubeに彼のハードなトレーニング動画がアップロードされると800万再生を超え、一躍有名プレーヤーに。過去にはジェイショーン・アゴストも彼の様に小学生で注目を浴びたが、年を追うごとに注目を浴びる事はなくなった。

マグジー・ボーグスの様に160センチでNBAで活躍した選手もおり、ニューマンの身長が伸びなくとも、NBAで活躍する可能性もある。今後もニューマンが第一線で活躍を続けられるか、注目すべきプレーヤーの1人であることは間違いないだろう。

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