University SchoolがMemphis Eastを破る大金星。

(@CityOfPalmsBKB)
久々に高校バスケの話題です。
今季のアメリカ高校バスケは高校NO1プレーヤーのR.J・バレット擁するMontverde Academyと、"ペニー"ことアンフェニー・ハーダウェイがHCを務めるMemphis East High School(MEHS)の2強と見られていました。

しかし、2強の内の1つMEHSがアメリカ中の強豪校が集まる招待トーナメント、City of Palms Classicの決勝でまさかの敗戦。
MEHSを倒したのはフロリダのUniversity School。
地元開催の大会でMEHSを相手に大金星を上げました。


Class of 2020のスコッティ・バーンズがMVPを獲得



全米屈指の選手層を誇るMEHS。
2年連続でテネシー州のMr.Basketballに選出されているガードのアレックス・ロマックス(黒:背番号2)を中心に、class of 2019の学年NO1プレーヤーのジェームス・ワイズマン(黒:背番号32)、驚異的なウイングスパンを誇るclass of 2019の五つ星フォワードチャンドラー・ローソン(黒:背番号3)等を擁し、USA today紙等のランキングで全米1位にランクされていました。

対するUniversity Schoolもclass of 2019でTOP3に入るビッグマンのヴァーノン・キャリーJr(白:背番号22)、class of 2020の五つ星選手でU16アメリカ代表にも選出されたスコッティ・バーンズ(白:背番号4)、アスレティックなウイングでウェストヴァージニア大にコミットしているトレイ・ドゥームス(白:背番号23)のBIG3を中心とし、全米でも上位にランクされる強豪校。
それでも戦前の予想はMEHS有利と見られていました。

下馬評通り1クオーターはMEHSが16-11とリード。
しかし、2.3クオーターでUniversity SchoolがBIG3とガードのドリュー・ドリノンを中心にスパート。
3クオーター終了時点で59-51と8点リードを奪います。
最終クオーターにMEHSはワイズマンやロマックスを中心に追い上げを試みますが、University Schoolが逃げ切り、77-72で勝利を奪いました。

大会MVPには決勝でも15得点8リバウンドを記録したバーンズが選出。
サイズと多彩なスキルを兼ね備え、将来的には大型ガードかオールラウンドなウイングへと成長することが期待されます。
MEHSはロマックスが20得点13リバウンド10リバウンドのトリプルダブルを記録しましたが、University Schoolの勢いを上回ることは出来ませんでした。

このトーナメントを通じて多くのランキング上位校を破ったUniversity School。
今回の優勝を受けて、ランキング上位に食い込んで来ることが予想されます。

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