地雷評価を跳ね除けスターダムを駆け上がるトレー・ヤング:スタープレーヤーのあの頃
例年であれば高校バスケのAAU真っ盛りの時期ですが、今年が残念ながら静かな5月。ネタ切れ感も否めないので、僕がブログを書き始めてからNBA入りし、スターになった選手の高校や大学時代について振り返ってみようかなと。
まずはアトランタホークスで活躍するトレー・ヤングから。
カレッジではオクラホマ大でプレーし、フレッシュマンにしてNCAAディビジョン1の得点王とアシスト王を同時受賞するという驚異的な実績を残したヤング。
ドラフト時には”地雷臭がする”と言われながらも、ルーキーシーズンから目覚ましい活躍を見せ、2020年にはオールスターのスターターに選出され、NBAを代表する選手へと成長を続けています。
高校時代は地元のノーマンノースハイスクールでプレーしたヤング。
最上級生のシーズンには平均得点が40得点を超える程の活躍を見せたヤングですが、彼の高校時代のハイライトは2016年夏のAAUでしょう。
ヤングはNike主催のAAUリーグ、EYBLに所属するモカンエリートに所属していました。モカンエリートでのヤングのパートナーは後の高校No1プレーヤーへと評価を上げたマイケル・ポーターJr(MPJ)でした。
共に高い得点力を有するヤングとMPJはアンストッパブルな破壊力でEYBLを席巻。EYBLのプレーオフに当たるPeach Jamの決勝では、モハメド・バンバ、クアデ・グリーン、コール・アンソニー等を擁するPSAカーディナルスを93-65で一蹴し、大会制覇を果たしました。
ヤングはこの試合で28得点11アシストを記録し、MPJと2人だけで合計61得点を記録しています。
ヤングが高校卒業後の進路として選んだのはオクラホマ大。彼の通った高校とオクラホマ大は車で10分未満の距離にあり、オクラホマ大にとっても待望の地元出身スターの獲得となりました。
ヤングは高校時代にマクドナルドオールアメリカンにも選出され、世代を代表するガードだったことは間違いありませんが、彼のESPNランキングでの評価は23位。
ランキング評価が当てにならないとは言え、ランキングTOP10に入ったトレボン・デュバルやコリン・セクストン程の期待値ではありませんでした。
こういったランキングは将来性重視なので、特段速く走れるわけでも、高く跳べるわけでもなく、身長も並以下のヤングの評価は上がらなかったのでしょう。(23位という評価も恐ろしい程高い評価ではありますが…)
地元出身のスターとして衆目を集めたヤングはシーズン初戦の対オマハ大戦から15得点11アシストと上々のデビューを飾ります。
波に乗ったヤングはグングンと調子を上げ、シーズン5戦目の対オレゴン大戦で43得点7アシストを記録。シーズン2戦目から18試合連続で20得点以上を記録と前代未聞の活躍を見せました。
シーズンが進むにつれ、ヤングへのディフェンスは厳しさを増し、ヤングがシューティングスランプに陥った事もあり、オクラホマ大は6連敗に沈む時期もありましたが、何とかNCAAトーナメントの出場権を勝ち取ります。
NCAAトーナメントではロードアイランド大を前に初戦敗退。ヤングのカレッジでのキャリアは終わりを迎えました。
オクラホマ大での1シーズンで史上初となる得点王とアシスト王の同時受賞、ケビン・デュラントとマイケル・ビーズリーが保有していたカンファレンスのフレッシュマン得点記録の更新と数々の伝説を打ち立て、カレッジを後にしました。
1巡目5位で指名を受けた後にトレードでアトランタホークス入り。鳥恐怖症のヤングがホークス入りというのは、何か運命的な物を感じます。
カレッジ時代、鳥恐怖症のヤングに対して対戦相手のファンが鳥の被り物をや画像を掲げ、ヤングにプレッシャーをかけていたものでした。
NBA入りに際しても平均以下の体格を持ち、カレッジでは好不調の波も激しかったヤングには疑いの目が向けられましたが、見事跳ね返しスターダムを駆け上がるヤングはNBAを代表するプレーヤーへと成長してくれることでしょう。
まずはアトランタホークスで活躍するトレー・ヤングから。
カレッジではオクラホマ大でプレーし、フレッシュマンにしてNCAAディビジョン1の得点王とアシスト王を同時受賞するという驚異的な実績を残したヤング。
ドラフト時には”地雷臭がする”と言われながらも、ルーキーシーズンから目覚ましい活躍を見せ、2020年にはオールスターのスターターに選出され、NBAを代表する選手へと成長を続けています。
Trae Young is the 5th pick in the 2018 NBA Draft. pic.twitter.com/3swSbz2V7t
— ESPN (@espn) June 22, 2018
プロフィール
スタッツ:カレッジ
MPJとピーチジャムを制した高校時代
高校時代は地元のノーマンノースハイスクールでプレーしたヤング。
最上級生のシーズンには平均得点が40得点を超える程の活躍を見せたヤングですが、彼の高校時代のハイライトは2016年夏のAAUでしょう。
ヤングはNike主催のAAUリーグ、EYBLに所属するモカンエリートに所属していました。モカンエリートでのヤングのパートナーは後の高校No1プレーヤーへと評価を上げたマイケル・ポーターJr(MPJ)でした。
共に高い得点力を有するヤングとMPJはアンストッパブルな破壊力でEYBLを席巻。EYBLのプレーオフに当たるPeach Jamの決勝では、モハメド・バンバ、クアデ・グリーン、コール・アンソニー等を擁するPSAカーディナルスを93-65で一蹴し、大会制覇を果たしました。
ヤングはこの試合で28得点11アシストを記録し、MPJと2人だけで合計61得点を記録しています。
地元オクラホマ大へ進学し、カレッジを代表するガードへ
ヤングが高校卒業後の進路として選んだのはオクラホマ大。彼の通った高校とオクラホマ大は車で10分未満の距離にあり、オクラホマ大にとっても待望の地元出身スターの獲得となりました。
ヤングは高校時代にマクドナルドオールアメリカンにも選出され、世代を代表するガードだったことは間違いありませんが、彼のESPNランキングでの評価は23位。
ランキング評価が当てにならないとは言え、ランキングTOP10に入ったトレボン・デュバルやコリン・セクストン程の期待値ではありませんでした。
こういったランキングは将来性重視なので、特段速く走れるわけでも、高く跳べるわけでもなく、身長も並以下のヤングの評価は上がらなかったのでしょう。(23位という評価も恐ろしい程高い評価ではありますが…)
地元出身のスターとして衆目を集めたヤングはシーズン初戦の対オマハ大戦から15得点11アシストと上々のデビューを飾ります。
波に乗ったヤングはグングンと調子を上げ、シーズン5戦目の対オレゴン大戦で43得点7アシストを記録。シーズン2戦目から18試合連続で20得点以上を記録と前代未聞の活躍を見せました。
シーズンが進むにつれ、ヤングへのディフェンスは厳しさを増し、ヤングがシューティングスランプに陥った事もあり、オクラホマ大は6連敗に沈む時期もありましたが、何とかNCAAトーナメントの出場権を勝ち取ります。
NCAAトーナメントではロードアイランド大を前に初戦敗退。ヤングのカレッジでのキャリアは終わりを迎えました。
オクラホマ大での1シーズンで史上初となる得点王とアシスト王の同時受賞、ケビン・デュラントとマイケル・ビーズリーが保有していたカンファレンスのフレッシュマン得点記録の更新と数々の伝説を打ち立て、カレッジを後にしました。
1巡目5位指名を受けアトランタホークス
その後の活躍は皆様もご存知の通りです。1巡目5位で指名を受けた後にトレードでアトランタホークス入り。鳥恐怖症のヤングがホークス入りというのは、何か運命的な物を感じます。
カレッジ時代、鳥恐怖症のヤングに対して対戦相手のファンが鳥の被り物をや画像を掲げ、ヤングにプレッシャーをかけていたものでした。
NBA入りに際しても平均以下の体格を持ち、カレッジでは好不調の波も激しかったヤングには疑いの目が向けられましたが、見事跳ね返しスターダムを駆け上がるヤングはNBAを代表するプレーヤーへと成長してくれることでしょう。
Trae Youngのハイライト(PV)なのに、
返信削除Michael Porter Jr.が気になってしまいました(笑)
病気が無ければ・・・ いい選手なんですけどねぇ
まさみさん
削除コメントありがとうございます。
MPJはこの学年では僕の1番の推しメンでした。
このハイライト時点では既に背中の痛みを抱えていたらしいですからね。健康であれば覚醒するのも時間の問題だと信じています。