NBAドラフト2026:ドラ1最有力のスター候補、AJ・ディバンツァ

ドラフトも近づいてきましたので、ちょっとでもドラフトネタを書いておきたいところです。
これまで何度も書いていますが、今回は今年のドラ1最有力候補のAJ・ディバンツァを。

高校下級生時代からその名を全世界に轟かせ、カレッジシーズン前にはU19W杯でMVPを受賞。
カレッジでも、卓越したスコアリングスキル、驚異的な身体能力でスケールの大きなプレーを披露してくれた。

スター候補が揃う今年のドラフト候補生の中でも、間違いなくドラ1最有力候補だろう。



AJ・ディバンツァ(AJ Dybantsa)

所属:ブリガムヤング大
学年:フレッシュマン
出身:ユタプレップ(ユタ州)
生年月日:2007年1月29日
ポジション:SF

コンバイン測定

裸足身長:204.47
ウイングスパン:214.63
指高:269.24
垂直飛び(助走有):106.68
最高到達点:375.92
レーンアジリティ:11.06
シャトルラン:2.99
スプリント:3.14

スタッツ

MIN:34.8
FG:51.0%
3P:33.1%
FT:77.4%
PTS:25.5
OR:1.5
DR:5.4
REB:6.8
AST:3.7
BLK:0.3
STL:1.1
PF:1.2
TO:3.1

ハイライト


U19MVPの看板を引き下げカレッジバスケに

高校下級生時点で既に世代トッププレーヤー1人としてその名を全米に知られてきたAJ・ディバンツァ。

出身はマサチューセッツ州。将来を嘱望されながら、2021年に自動車事故で他界したテレンス・クラークとは同じAAUチームでプレーし、2022年にはダンクコンテストにクラークのジャージーを着て参加し、有償をかっさらっている。

2025年の夏にはUSA代表としてU19W杯に出場。平均14.3得点4.1リバウンドの活躍で大会制覇に貢献し、MVPも受賞している。

大学入学後は所属大学BYUの1年生1試合得点記録、シーズン通算得点記録を更新するだけでなく、

Consensus First Team All-American
Big 12 Freshman of the Year 
All-Big 12 First Team

を受賞し、フレッシュマンながらに全米トップクラスのプレーヤーとして確固たる地位を築いた。

カンファレンストーナメントでは3試合で93得点を記録し、ケビン・デュラントが保持していたカンファレンストーナメントの得点記録も塗り替えている。

ディバンツァはBYUをNCAAトーナメントに牽引し、フル出場で35得点10リバウンドを記録するも初戦でテキサス大に敗退。ディバンツァのカレッジキャリアは幕を閉じた。

何と言っても一騎当千の打開力

恵まれたサイズと身体能力、オールラウンドなプレースタイル、2wayプレーヤーとしてのポテンシャルと、ディバンツァのプレーヤーとしての魅力は多々あれど、やっぱりディバンツァと言えば、個で打開できる絶対的ななスコアリング能力な訳です。

切れ味鋭いジャブと長いストライド、ギュインギュインに方向転換をする自由自在なステップワークから繰り出されるドライブは、左右の手での多彩なフィニッシュ、最高到達点375.92cmの身体能力も相まって、リング回りでのシュート成功率は驚異の72.2%を誇ります。

またディバンツァの必殺ムーブが、バックダウンからのミッドレンジジャンパー。バックダウンでディフェンスを背負い、ステップやホップでミッドレンジジャンパーを放つシンプルなムーブではあるが、ディバンツァのステップ幅、最高到達点、高いシュート精度があれば必殺のムーブに。

ディフェンスの反応を見て、シュートフェイク、ステップを加えディフェンスを仕留める判断力の良さも。

ドライブとミッドレンジジャンパーを武器にディバンツァは平均25.5得点を記録し、NCAAディビジョン1全体の得点王に。ディバンツァの得点の多くは、アシストで演出されたものでは無く、ディバンツァ自身でクリエイトしたものであるという点、タフショットを多投していた高校時代からシュートセレクションが改善された点も特筆しておきたいですね。

また、ディバンツァはシーズン最後の14試合連続で試合時間40分のカレッジバスケで35分以上出場。シーズン最後の2試合は40分のフル出場とエースとしてチームを牽引する自覚と、その責任感の強さを既に持っている。

ディバンツァの形容詞として"素材"というワードが使われる事があるが、ディバンツァは既にカレッジ屈指の実績、オールラウンド且つ完成度の高いスキル、エースとしてのメンタリティを有する完成度の高いプレーヤー。

3PTシュート成功率がそこそこと言った課題はあるけれど、19歳大型ウイングに課題など付きものな訳で。

完成度の高さに加え、そのスケールの大きなプレー故に更なる成長のポテンシャル感じざるを得ない恐ろしい逸材です。

ドラ1指名からのスターダムへ

ダリン・ピーターソン、キャメロン・ブーザーと、例年であればドラ1間違い無しの逸材が揃う今年のドラフト候補生の中でも、恵まれたフィジカルツール、完成度の高いスキルセットを有するディバンツァが最もロマンを感じさせます。

好みで言えばブーザー推しの私でも、ドラ1の最有力候補はディバンツァと言わざるを得ません。

T-MACの様な得点能力
ポール・ジョージの様なオールラウンドなスキル
ダリアス・マイルズの様なダイナミックさ

を併せ持つAJ・ディバンツァは次代のNBAの顔となり得るプレーヤーでしょう。


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