NBAドラフト2016:未完の大器マーキス・クリス

毎年、ドラフトが近づくに連れて評価を上げる選手は少なくありません。

ワシントン大のフレッシュマン、マーキス・クリスもそんな選手の内の1人です。高校時代はESPNのランキングで学年60位に過ぎなかったクリスですが、進学先のワシントン大では1年目からアスレティックなプレーで活躍。

オールラウンダーへの進化を予感させるセンスも垣間見せ、今では多くの同級生のトップ選手達を押しのけ、NBAドラフトで10位前後での指名が予想されるまでに評価を上げています。

本格的にバスケットボールを始めたのは高校入学後とキャリアの浅いクリスはNBAで成功を収めることができるでしょうか?



プロフィール

氏名マーキス・クリス
カレッジワシントン大
学年フレッシュマン
生年月日1997年7月2日
ESPN
ランキング
60位(2015)
ポジションPF
出身校プレザントグローブハイスクール
(カリフォルニア州)
特記事項9人兄弟の4番目(長男)
長所・広いシュートエリア
・高い機動力
・プレー歴が浅く、伸びしろが大きい
懸念事項・経験値の低さ

身体測定結果

靴有身長(cm)裸足身長(cm)体重(kg)ウイングスパン(cm)スタンディング
リーチ(cm)
備考
マーキス・クリス208.28205.11105.77214.00266.702016ドラフトコンバインでの数値
PF平均206.15203.03102.86216.52271.472015-2019のドラフトコンバイン平均

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF Reb
24.953.00%35.00%68.20%2.52.9
RebASTSTLBLKTOPTS
5.40.80.91.62.013.7

アスレティックな未完の大器


ワシントン大のフレッシュマン、マーキス・クリス。

ドラフトコンバインでは、助走有の垂直跳びで97.8cmを記録しているアスレティックなビッグマンです。クイックネスにも優れ、平均24.9分の出場で1試合2.5本ものオフェンスリバウンドを奪取。1試合平均0.9本のスティールと1.6本のブロックも彼のクイックネスと跳躍力の賜物でしょう。

高校入学時に身長が20センチ近かったこともあり、ビッグマンとしてはシュートレンジも広く、カレッジでは1試合平均1.8本の3PTを放ち、成功率35%を記録しています。

優れたアスレティックとオールラウンドなオフェンススキルと現代的なビッグマンに求められる素養を備えるクリスですが、懸念事項も少なくないプレーヤー。

本格的にバスケットボールを始めたの高校入学後と経験が浅く、カレッジでは1試合平均で4.1個ものファールを犯しています。

また、アスレティックではありますが、身体測定の結果はウイングスパン、スタンディングリーチ共にNBAのインサイドプレーヤーとしては物足りません。ドラフトコンバインの体力テストでは、シャトルランが3.05秒と横のクイックネスでは悪くない数字を出していますが、NBAで彼のディフェンスがどこまで通用するでしょうか?

高いアスレティック能力と経験の浅さから未完の大器として、今年のドラフト候補の中で高評価を受けるマーキス・クリス。

ハイリスク・ハイリターンな選手の様にも見えますが、NBAではどちらに転ぶでしょうか?

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