2016-2017シーズン注目チーム:カンザス大
昨季NCAAトーナメント優勝候補筆頭とされたカンザス大。
経験豊富な選手が揃い、選手層も厚くELITE8までは順当に勝ち上がった。
しかし、FINAL4を目前に優勝したヴィラノバ大に惜敗。
期待されたシーズンだった故にショックは小さくない。
チームの大黒柱のエリスが卒業、ウィングのセルデンもアーリーエントリーでチームを去るが、有望な新入生も加入。
2016-2017シーズンに再起を誓う。
カンザス大
カンザス大の昨シーズンは夏に中国で開催されたユニバーシアードから始まった。
アメリカ代表として出場し、決勝でダブルオーバータイムの末、ドイツを撃破。
アメリカに2005年以来の優勝をもたらした。
その経験はカンザス大にとってもプラスとなり、危なげなくシーズンを勝ち進んだ。
突出したスーパースターこそいないものの、3PTチーム平均41.8%という正確なアウトサイドシュート、固いディフェンス、厚い選手層を持ち、最も安定したチームの1つだった。
out
F:ペリー・エリス(卒業)
G:ウェイン・セルデンjr(アーリーエントリー)
F:チェイク・ディアロ(アーリー・エントリー)
G:ブラネン・グリーン(アーリー・エントリー)
in
C:ユドカ・アズブーキ(新入生)
G:ジョッシュ・ジャクソン(新入生)
チームの中心であったエリスとセルデンが去るのは痛手だが、インサイドにアズブーキ、ウイングにジャクソンとその穴を埋める新入生を獲得。
アズブーキは機動力と万能性には欠けるが、モンスター級のパワーを持ちインサイドを支配する。
エリスの様なオールラウンドな活躍は期待出来ないが、ゴール下の支配力、リバウンド力はエリスを上回る能力を持つ。
ウイングスパンは驚異の7フィート5インチ(226.1cm)
マクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックに選出。
ジャクソンはサイズ・技術・運動能力と全てを兼ね備えたウイングプレーヤー。
ハンドリング、パスセンスも高く、同級生の中でTOP3の評価を受ける選手。
ディフェンスも良く、高い身体能力をいかんなく発揮する。
こちらもマクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックに選出。
2015-2016シーズン
スターティング5
G:フランク・メイソンⅢ
G:デボンテ・グラハム
G:ウェイン・セルデンjr
F:ランデン・ルーカス
F:ペリーエリス
ベンチ
G:ブラネン・グリーン
F:チャールトン・ブラッグjr
G:スビアトスラフ・ミュカイリュック
ベンチ
昨シーズンのスターティング5の内3人がチームに残る。
特にセルデンに変わりジャクソンが加わったアウトサイドは昨季以上。
ジャクソンは既にNBAドラフトでの上位指名が予想される逸材でタレントはセルデンを大きく上回る。
昨季経験を積んだグラハムと4年生になるメイソンのガードコンビは経験・実力ではNCAAトップクラス。
メイソン、グラハム共に高校時代は高い評価を得ていた選手ではなかったが、大学で大きく成長を見せており、昨季以上の活躍が期待できる。
一方でルーカスとアズブーキは共にプレーエリアが広くない選手。
プレーエリアが被ってしまうと噛み合わない可能性も。
しかし、ゴール下、リバウンドの強さは共にピカイチ。
リバウンドに関して言えば、間違いなく昨季以上。
4年生になるルーカスには個人の成績だけでなく、フロアバランスを調整する役割も期待される。
ベンチ層は昨季より薄くなるが、ウクライナ出身のミュカイリュックのブレークに期待したい。
来季でジュニアになるが、年齢はまだ18歳。
美しいシュートフォームを持つシューター。
昨季の様な戦力の厚さは無いが、経験のある上級生の活躍次第では今季もトーナメント制覇を狙えるチームであることは間違いない。
G:スビアトスラフ・ミュカイリュック
2016-2017シーズン予想戦力
スターティング5
G:フランク・メイソンⅢ
G:デボンテ・グラハム
G:ジョッシュ・ジャクソン
F:ランデン・ルーカス
C:ユドカ・アズブーキ
ベンチ
F:チャールトン・ブラッグjr
G:スビアトスラフ・ミュカイリュック
G:スビアトスラフ・ミュカイリュック
昨シーズンのスターティング5の内3人がチームに残る。
特にセルデンに変わりジャクソンが加わったアウトサイドは昨季以上。
ジャクソンは既にNBAドラフトでの上位指名が予想される逸材でタレントはセルデンを大きく上回る。
昨季経験を積んだグラハムと4年生になるメイソンのガードコンビは経験・実力ではNCAAトップクラス。
メイソン、グラハム共に高校時代は高い評価を得ていた選手ではなかったが、大学で大きく成長を見せており、昨季以上の活躍が期待できる。
一方でルーカスとアズブーキは共にプレーエリアが広くない選手。
プレーエリアが被ってしまうと噛み合わない可能性も。
しかし、ゴール下、リバウンドの強さは共にピカイチ。
リバウンドに関して言えば、間違いなく昨季以上。
4年生になるルーカスには個人の成績だけでなく、フロアバランスを調整する役割も期待される。
ベンチ層は昨季より薄くなるが、ウクライナ出身のミュカイリュックのブレークに期待したい。
来季でジュニアになるが、年齢はまだ18歳。
美しいシュートフォームを持つシューター。
昨季の様な戦力の厚さは無いが、経験のある上級生の活躍次第では今季もトーナメント制覇を狙えるチームであることは間違いない。
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