class of 2017:驚異のリーチを誇る学年屈指のディフェンシブセンター、モハメド・バンバ。

バスケットのトレンドによってポジションに求められる役割が大幅に変わる昨今。

アップテンポなスタイルがトレンドの近年のNBAでは、センターのディフェンスでの比重がより大きくなっています。オールNBAファーストチームのセンターがディフェンシブなディアンドレ・ジョーダンということからも、その傾向は見て取れます。

現在高校、大学でプレーするバスケットボールプレーヤーの中で、ディフェンシブセンターとして最も高いポテンシャルを秘めているのがモハメド・バンバ。素材型の選手ですが、U-18アメリカ代表に選出され、着実に経験を積んでいます。


モハメド・バンバ

ポジション:センター
身長(靴込):212.1cm
体重:93.9kg
ウイングスパン:236.2cm
スタンディングリーチ:289.6cm

ハイライト

世代屈指のディフェンシブセンター

オフェンスの技術はまだまだ未熟で体型もガリガリですがウイングスパンとリーチは驚異的。NBAロサンゼルスクリッパーズのセンター、ディアンドレ・ジョーダンのウイングスパンが228.6cmスタンディングリーチが288.3cmという事からも、バンバの数字がどれ程のものかが分かるでしょう。

まだ5月に18歳になったばかりと若く、これから更に伸びる可能性も十分に考えられます。

機動力は高く、身のこなしもスムース。シュートエリアも広く、確率は悪いけれど3PTも。EYBL14試合で平均13得点FG63.8%とFGは高く、FTも66.7%とこの年齢のビッグマンにしては悪くありません。

恐らくone and doneで1年で大学を去るプレーヤーなので、大学選びが今後の成長を占う上では非常に重要。現状の有力候補はデュークとケンタッキーと見られています。

この学年のNo1センターはディアンドレ・エイトンですが、バンバもディフェンスに特化したインサイドプレーヤーとして、将来的にはエイトンを上回るプレーヤーに成長する可能性を秘めています。

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