ミシガン州立大期待のルーキー、マイルス・ブリッジス。


過去10年だけでも3度のFINAL4に進出しているNCAA屈指の名門校ミシガン州立大(MSU)。
育成に定評のあるMSUですが、今季はリクルートにも成功。
学年TOP50位以内にランキングされる選手を4名獲得し、その内2名はマクドナルドオールアメリカン。
MSUが複数のマクドナルドオールアメリカン出場選手を同時に獲得するのは2004年以来。
現在のヘッドコーチ、トム・イゾーが1995年にヘッドコーチに就任して以来最高のリクルートと言われています。

有望ルーキー達の中でも一際大きな注目を集めるのがSFのマイルス・ブリッジス。
爆発的な跳躍力を持ち、マクドナルドオールアメリカンにも選出されたアスレティックなフォワードです。


マイルス・ブリッジス

ポジション:SF/PF
身長(靴込):198.8cm
体重:102.5kg
ウイングスパン:205.1cm
スタンディングリーチ:261.6cm

長所

・爆発的な跳躍力
・強靭な肉体
・フィジカルと身体能力を活かしたドライブ
・左右両手でフィニッシュ出来る器用さ

短所

・PF寄りの選手だがサイズ不足
・不安定な外角シュート



2009年の創立以降アンドリュー・ウィギンスを始め数々の有望選手を輩出するウェストヴァージニア州の強豪校Huntington Prep出身のブリッジス。
class of 2016で最もアスレティックな選手の1人と言われています。
タイプとしては今年ドラフト3位でBOSにドラフトされたカリフォルニア大のジェイレン・ブラウンに近い選手です。

運動能力と強靭なフィジカルを兼ね備えており、ディフェンスとのコンタクトを物ともせずドライブからダンクを叩き込みます。
外角のシュートには安定感を欠くが、シュート自体が下手な訳ではなく、大学での成長が期待できます。
フィジカル押しの選手の様でいて左右どちらの手でもフィニッシュの出来る器用さ、非凡なパスセンスも兼ね備えており、まだまだ伸びしろの大きな選手でもあります。

今年はデヨンタ・デイビスが1年生にしてMSUからアーリーエントリーをしましたが、トム・イゾーの指揮下ではアーリーエントリーは過去に6名のみと4年間での育成に定評のあるMSU。
今年も4年生のデンゼル・ヴァレンタインがカレッジトップレベルの活躍を見せました。

ブリッジスも高校トップレベルの選手ですが、まだまだ磨かなければならない技術が多いことも事実。
1年次終了時点でアーリーエントリーをしても、1巡目指名が期待される選手ですが、4年間大学に残り、成長していく姿を見ていたい選手です。


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