2016-2017カレッジシーズン開幕目前。注目選手・有力ルーキーまとめSEC編。


Big TenにつづいてSEC編。
SECにはフロリダ大、テキサスA&M大、昨季ベン・シモンズが所属したLSU等有名校、人気校が揃う。
近年リクルートで根こそぎ有望選手をかっさらい、毎年NBAに複数の選手を送り込むケンタッキー大もSECに所属。

NCAAトーナメントにもテキサスA&M大、ケンタッキー大、ヴァンダービルド大の計3校が出場し、最高成績はテキサスA&M大のSWEET16。



SECの注目選手

モーゼス・キングスリー

大学:アーカンソー大
学年:シニア(4年)
ポジション:PF
身長(靴込):205.7cm
体重:107kg
ウイングスパン:219.7cm




昨季は1試合平均15.9得点9.3リバウンドを記録し、セカンドチームオールSECとSECオールディフェンシブチームに選出。
ブロックでもSECトーナメントの2回戦のフロリダ大戦でキャリアハイの8ブロックを記録。
シーズン合計76ブロックはSECで2位。
大学最優秀センターに送られるカリーム・アブドゥル-ジャバー賞の最終候補の1人でもあった。
平均3.6得点2.5リバウンドに終わったソフォモアシーズンから大きく飛躍を遂げ、一躍NBA候補に躍り出た。

今季はSECの顔として、平均ダブルダブルが求められる最低基準か。

アントニオ・ブレークニー

大学:LSU
学年:ソフォモア(2年)
ポジション:PF
身長(靴込):194.3cm
体重:85.7kg
ウイングスパン:200.7cm


高校時代はマクドナルドオールアメリカンに選出。
ベン・シモンズと共に鳴り物入りで入団し、2人でLSUを勝利に導くことが期待された。
シーズン開幕戦では22得点と期待通りの活躍を見せたが、中盤に失速。
期待された程にはチームを勝たせることが出来ず、NCAAトーナメントも逃した。

個人としてはSECのオールフレッシュマンチームに選出。
今季はチームの中心選手として飛躍が期待される。
昨季は3割台前半に終わった得意の3PTを成功率4割近くまで持ち上げたい。

SEC有力ルーキー

バム・アデバヨ

大学:ケンタッキー大
ポジション:PF/C
身長(靴込):205.7cm
体重:102.1kg





5つ星5人というケンタッキー大の反則級リクルートの中でもインサイドの核となるのがアデバヨ。
有望選手ひしめくノースカロライナ州のMrバスケットボール受賞者。
高校では1マンチームだった11年生のシーズンに平均32.2得点21リバウンドを記録したモンスター。

バムは母親がつけた愛称。
アニメクリントストーンに出てくる怪力の赤ん坊Bamm-Bamm Rubbleから名づけられた。
アデバヨも1歳の時にコーヒーテーブルを持ち上げたという怪力エピソードがある。

身体能力が高く、粗削りではあるが起用さも見せる。
既にペイントエリアではカレッジで十分通用することは間違いないが、まだまだ発展途上。

ディアーロン・フォックス

大学:ケンタッキー大
ポジション:PG
身長(靴込):191.8cm
体重:77.6kg
ウイングスパン:198.8cm
スタンディングリーチ:255.3cm



アデバヨと並びアウトサイドの核となるのがフォックス。
高い得点能力に目が行くが、ゲームコントロールも本物。
Nike EYBLのレギュラーシーズンでは平均1位となるアシストを記録。
当たりだしたら止まらにシュート力の持ち主でもあり、高校時代には1試合で10本の3PTを沈めたことも。

多くのフレッシュマンが主力として起用されることが予想される中、ケンタッキー大の浮沈のカギを握るのはフロアリーダーのフォックスとなるだろう。

ムスタファ・ヘロン

ポジション:SG
身長(裸足):191.8cm
体重:93kg
ウイングスパン:203.2cm
スタンディングリーチ:254cm


彼の活躍は今季だけでなく、オーバーン大の将来を占う。
近年好リクルートが続くオーバーン大が獲得した初の5つ星選手で、彼が活躍しNBA入りすれば、今後も有望選手の活躍が期待できる。

高校最後のシーズンでは平均30得点8リバウンドを記録。
コネチカット州の最優秀選手賞を2年連続で受賞した選手はヘロンとクリス・ダン(ミネソタティンバーウルブズ)のみ。
成熟したスコアラーで1年目からエースとして活躍するだろう。


コメント