ディアーロン・フォックスがケンタッキー大史上2人目となるトリプルダブルを達成。


好調ケンタッキー大を牽引するフレッシュマンPGのディアーロン・フォックス。
新人ながらスピードを活かしたプレーで全米4位の平均95.6得点を記録するケンタッキー大のオフェンスをリードしている。

ここまで6勝0敗と開幕6連勝を続けるケンタッキー大はアリゾナ州立大と対戦。
この試合でもケンタッキー大は圧倒的な強さを見せ、115-69でアリゾナ州立大を一蹴。
フォックスは31分の出場時間の中で14得点10リバウンド11アシストのトリプルダブルを記録。
過去8度も全米を制した名門ケンタッキー大の歴史の中でも、トリプルダブルを達成した選手はフォックスで僅か2人目。
1988年のクリス・ミルズ以来の快挙となった。




ディアーロン・フォックス

ポジション:PG
身長(靴込):191.8cm
体重:77.6kg
ウイングスパン:198.8cm
スタンディングリーチ:255.3cm

ディアーロン・フォックスがケンタッキー大史上2人目のトリプルダブルを達成。


ケンタッキー大の先輩でもあるジョン・ウォール並みのスピードを武器に速攻を量産し、平均7本以上のアシストを稼ぎ出しているフォックス。
PGとしてはサイズ、ウイングスパンにも恵まれ、現在1試合平均5.7リバウンドとリバウンドにも強さを見せる。

そのフォックスは対アリゾナ州立大戦でケンタッキー大史上2人目となるトリプルダブルを達成。
1年生ながら名門ケンタッキー大の歴史にその名を刻んだ。
フォックスの前にケンタッキー大のプレーヤーがトリプルダブルを達成したのは1988年のこと。
達成したのはこれまた当時フレッシュマンだったクリス・ミルズ。
ミルズはその後アリゾナ大に転校、NBA入りを果たし10年に渡りNBAで活躍した。

フォックスを始め今年のフレッシュマンはPGが大豊作。
ワシントン大のマーケル・フルツ、UCLAのロンゾ・ボール等が華々しい活躍を見せている。
フォックス個人の成績を見ると、上記のフレッシュマンPGに比べると少し見劣りがしたが、今回のトリプルダブルの達成で大きなインパクトを残した。

今年のケンタッキーは激しいディフェンスからの速攻を中心としたアップテンポでド派手なプレーを展開。
フォックスはその中心としてプレーしている。
ケンタッキー大はここまで強豪ミシガン州立大にも20点差以上で圧勝するなど敵無し。
この試合でもまさかここまでの点差がつくとは思っておらず驚かされた。
フレッシュマン主体のチームだがその強さは本物。
ここまで開幕7連勝のケンタッキー大とフォックスの快進撃はどこまで続くのだろうか。


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