八村塁、ゴンザガ大でのデビュー戦で9得点の活躍。
日本代表レベルでプレップスクールを経ずに日本の高校から直接アメリカの大学に進学したのは、能代工校からブリガムヤング大ハワイ校に進学した田臥勇太以来だろうか。
八村は現地11月5日、対ウェストジョージア大との練習試合でゴンザガ大の選手としてデビュー。
前半は緊張からか動きが硬く無得点に終わったが、大差がついた状態で出場した後半では落ち着いてプレー。
ダンク2本と3PT1本を含む9得点で上々のデビューを果たした。
試合は122-76でゴンザガ大が勝利を収めた。
八村塁、ダンク2本3PT1本の鮮烈デビュー。
八村のプレーは2分ごろから
八村の所属するゴンザガ大はAP通信のランキングで14位、USA todayのコーチ投票で13位の超強豪校。
今年のドラフトでもゴンザガ大出身のドマンタス・サボニスがドラフトされ、カイル・ウィルシャーもドラフト外でNBA入りを果たした。
八村の同級生にもマクドナルドオールアメリカンにも選出されたセンターのザック・コリンズ等優秀な選手が揃う。
この試合でもコリンズが16得点、シューターのザック・ノーベルJRが18得点とフレッシュマンの活躍が目立った。
八村は前半残り3:38からと後半残り7:07からの計約11分出場。
前半は動きが硬く1ブロックのみに終わった。
後半に出場すると速攻でアシストを受けてのボースハンドダンク、スティールからの1マン速攻で左のワンハンドダンク、右45度でパスを受けての3PTと八村らしい身体能力の高さと広いシューティングエリアを見せる9得点の活躍。
ゴンザガ大は選手層が厚く、コリンズ、ノーベルですらベンチ出場。
アメリカでのプレー歴が浅く、生活面や学業でも適応の必要がある八村はレッドシャツの候補。
※レッドシャツは練習等に参加可能だが、公式戦には出場不可。その1年は大学でのプレーが認められる4年間にはカウントされない。
プレップでの経験が無い八村は、もしレッドシャツになったとしても、練習に参加しながらアメリカのスタイルに順応する良い機会。
全米トップクラスのゴンザガ大での練習は彼の大きな成長につながるだろう。
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