高校バスケ界の小さな巨人、クリス・ライクス。


身長が競技力に大きな影響を与えるスポーツであるバスケットボール。
高校バスケであっても身長2m越えのプレーヤーが溢れ、注目を集めるスタープレーヤーは身長と身体能力を兼ね備えた選手ばかり。

しかし、過去には多くのサイズの小さなスタープレーヤーが誕生してきた。
数年前にもアキール・カーが170cm以下のサイズでアスレティックなプレーを披露し、Youtube上で人気を博し、日本でも高い知名度を得た。

今季の高校バスケ界でも身長170cm以下のスタープレイヤー、クリス・ライクスがワシントンD.Cの強豪校Gonzaga College High Schoolで目覚ましい活躍を見せている。



小さな巨人クリス・ライクス

学年:class of 2017
ポジション:PG
身長(靴込):168.9cm
体重:71.7kg
ウイングスパン:177.8cm


強豪Gonzaga College High Schoolでエースを務めるクリス・ライクス。
170cmにも満たないその身長は屈強な選手達の中では際立って小さく見える。
サイズは小さいが彼の実力は本物。
全米から強豪が集まった先日のLes Schwab InvitationalではNatahn HaleとSierra Canyonに次ぐ3位にチームを導いた。

class of 2018の学年トップ選手マービン・バグリーを擁し準優勝に輝いたSierra Canyonとの準決勝ではチームハイの24得点を上げ、85-81と惜しくも勝利には届かなかったものの、接戦に持ち込んだイ。
このトーナメントではチームトップとなる平均17.5得点を記録。
FT成功率は参加選手中1位となる95.2%の成功率を残した。
サイズこそ小さいものの高い得点能力と広い視野を持ち、チームを牽引している。

高校卒業後はACCのマイアミ大に進学。
ACCにはデューク大、ノースカロライナ大などの有名校が揃い、注目度はカレッジバスケのカンファレンスの中でも屈指。

数年前にはアキール・カーが低身長のスタープレーヤーとして注目を集めたが、高校卒業後に大学進学をせず、直接プロに挑戦し、未だNBAの舞台に立つことは出来ていない。
ライクスにはカレッジで経験を積み、NBAを目指せるポイントガードとしての成長に期待したい。


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