開幕からの無敗を維持する八村塁所属のゴンザガ大が全米ランキング1位を獲得。
日本人選手八村塁が所属するゴンザガ大。
シーズン開幕からの連勝を22まで伸ばしており、NCAA全チームの中で無敗を維持する唯一のチーム。
現地時間1月30日に更新されたAP通信によるカレッジのランキングAP Top 25で1位を獲得。
ゴンザガ大がランキング1位に輝くのは2013年以来史上2度目。
全米のカレッジのコーチによって選出されるUSA Today Coaches Pollでも1位を獲得。
ゴンザガ大は2月3日に次戦でブリガムヤング大とアウェーで対戦予定。
連勝を23まで伸ばしランキング1位を維持することが出来るだろうか。
攻守に安定した強さを見せるゴンザガ大。
今季のゴンザガ大は1試合平均8得点以上を記録する選手が7名とベンチを含みどこからでもバランス良く得点を重ねている。跳びぬけたシューターこそいないものの、3PT成功率も38%と高水準。
FG成功率51.2%と非常に効率の高いオフェンスを見せている。
またリバウンドも全米16位の1試合平均40.2本、平均失点が全米9位の61.4とディフェンスでも対戦相手を圧倒。
73-71で勝利した昨年の11月27日のアイオワ州立大戦以降全ての試合で2桁以上の得点差をつけて勝利する安定感を見せている。
連勝は続きそうだが・・・
ゴンザガ大の所属するカンファレンスであるWCCはNCAAでは中堅に当たるカンファレンス。
デューク大やノースカロライナ大の所属するACCやUCLAやアリゾナ大のいるPac-12等の強豪カンファレンスと比較するとライバルと呼べるチームに恵まれていない。
ゴンザガ大を除くとランキング上位に位置するのは18位のセントメリーズ大のみ。
強豪との対戦が無いため、連勝は今後も伸び、NCAAトーナメントまで無敗を維持することも十分考えられる。
しかし、トーナメントで勝ち抜くことを考えると強豪校と切磋琢磨する機会に恵まれないことは間違いなくマイナス。
ゴンザガ大のNCAAトーナメントでの過去最高成績は1999年と2015年のElite8(ベスト8)。
その記録を更新し、同校史上初のFinal4(ベスト4)進出、全米制覇に期待がかかる。
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