ジョーダンブランドクラシック2017の出場メンバーが発表。


マクドナルドオールアメリカンに並び全米で最も優れた選手が選出されるオールスター戦、ジョーダンブランドクラシック(JBC)。
今年のJBCも4月14日にブルックリンのバークレイズセンターで開催予定。
先日のマクドナルドオールアメリカンに続き、出場選手24名が下記の通り発表された。

氏名 ポジション 進学先
モハメド・バンバ C 未定
ロニー・ウォーカー SG マイアミ大
ウェンデル・カーターJr PF デューク大
マイケル・ポーターJr SF ワシントン大
ケビン・ノックス SF 未定
ジョン・ペティー SG アラバマ大
トロイ・ブラウンJr SF オレゴン大
ジャレック・フェルトン SG ノースカロライナ大
クアデ・グリーン PG ケンタッキー大
ブランドン・マッコイ C 未定
ビリー・プレストン PF カンザス大
マット・コールマン PG テキサス大
ミッチェル・ロビンソン C ウェスタン
ケンタッキー大
トレー・ヤング PG 未定
トレモント・ウェイターズ PG ジョージタウン大
ブライアン・ボウエン SF 未定
ジャレン・ジャクソン PF ミシガン州立大
P.J・ワシントン PF ケンタッキー大
ジャレッド・ヴァンダービルト PF ケンタッキー大大
ゲイリー・トレントJr SG デューク大
ニック・リチャーズ C ケンタッキー大
トレボン・デュバル PG 未定
コリン・セクストン SG アラバマ大
ディアンドレ・エイトン C アリゾナ大

選出選手の所属高校別に見ると、Oak Hill Academy(コールマン/プレストン)とLa Lumiere School(ボウエン/ジャクソン)から最多の各2名ずつが選出。
進学先別ではケンタッキー大の4名が最多でアラバマ大とデューク大が2名ずつで続いた。


マクドナルドオールアメリカンに選出されていない選手からは4名が選出。

マクドナルドオールアメリカンと共通して選出された選手は20名。
マクドナルドオールアメリカンに選出されなかった選手からはジョン・ペティー、ジャレック・フェルトン、マット・コールマン、トレモント・ウェイターズが選出された。


ジョン・ペティー

進学先:アラバマ大
ポジション:SG
身長(靴込):198.1cm
体重:83.9kg
ウイングスパン:205.7cm


SGとしては優秀なサイズとウイングスパンを持ち、身体能力も標準以上。
シュータータイプのスコアラーでリズムに乗った彼の外角シュートを止めることは困難。
視野も広く、アシストも供給出来る。
恵まれた身体を駆使し、ディフェンス面での貢献度も高く、攻守両面でチームに貢献できる選手。

能力に優れた選手だが、1対1での駆け引きや得点のバリーエーションなど学ぶべきことはまだまだ多い。
進学先はアラバマ大。
同じくJBCに選出されたコリン・セクストンとのバックコートデュオは1年目からカレッジに大きなインパクトを残すだろう。

ジャレック・フェルトン

進学先:ノースカロライナ大
ポジション:SG/PG
身長(靴込):190.5
体重:85.3kg
ウイングスパン:203.2cm


名前からも想像がつく通り、NBAロサンゼルスクリッパーズのPGレイモンド・フェルトンの甥っ子。
卒業後は伯父と同じくノースカロライナ大に進学予定。
伯父よりもサイズに恵まれ、PG/SGの両ポジションをこなすコンボガード。

ハンドリングスキルは高校バスケ界屈指で視野の広さも素晴らしい。
アウトサイドのシューティングは向上の余地があるが、ドライブから得点を量産している。
スキルは優れているが、判断力の向上などガードとして求められる能力をカレッジで更に磨かなければならないが伯父に続いてNBA入りを果たすだけの才能を十分に備えている。

マット・コールマン

進学先:テキサス大
ポジション:PG
身長(裸足):182.9cm
体重:78.9kg
ウイングスパン:195.6cm


タレント揃いのオークヒルアカデミーを統率する司令塔。
2016年のU18アメリカ大陸選手権のアメリカ代表チームにも選出され、実力は折り紙付き。
個の力も素晴らしいがチームプレーに徹することの出来るオールドタイプのPG。
昨年は所属校のOak Hill Academyを事実上のアメリカ最強校決定戦のDick's Nationals優勝に導いた。

抜群のクイックネスと広い視野を武器にアシストを量産。
ハンドリングも多彩でドライブの切れ味も鋭いが、外角のシュートは苦手とこのタイプの選手にありがちな弱点も。

卒業後はテキサス大に進学予定。

トレモント・ウェイターズ

進学先:ジョージタウン大
ポジション:PG
身長(靴込):180.3cm
体重:75.3kg


2014-2015シーズンにサウスケント校でスラムダンク奨学生としてプレーした、現Bリーグ選手の村上 駿斗(山形ワイヴァンズ)を、下級生ながら練習の1対1でボコボコにしたと言われているのがこのウェイターズ。

サイズはPGとしても物足りないがボールが手に貼り付いているいるかの様なハンドリングと電光石火のクイックネスでディフェンスを翻弄し、ビッグマン達を物ともしない度胸で1対1では無類の強さを誇る。

近年成績不振にあえぐジョージタウン大が久々に獲得した有望選手。
サイズ不足はプロ入りを考えると大きなマイナスであることは間違いないが、ジョージタウン大にかつての栄光を取り戻すことが出来れば、NBA入りも十分にあるだろう。


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