シャリーフ・オニールが高校トップ選手に挑むも一歩及ばず。


NBAで一時代を築いた“怪物”シャックことシャキール・オニールの息子シャリーフ・オニール。
シャリーフはclass of 2018の学年19位にランクされる有望選手で、父と同様NBA入りが期待される。

シャリーフの所属するCrossroads SchoolはGold Coast Leagueの決勝戦でSierra Canyon Schoolと対戦。
Sierra Canyon Schoolはシャリーフと同学年で高校トップ選手、マービン・バグリーを擁し、全米上位にランクされる超強豪校。

赤のユニフォーム背番号23のシャリーフの活躍もあり前半はCrossroadsがリードを奪う。
しかし、後半に入ると白のユニフォーム35番のバグリーがギアを上げ内外で得点を量産。
後半早々に逆転するとそのままリードを広げ、79-66でSierra Canyonが勝利し、Gold Coast Leagueを制した。



シャリーフ・オニール


学年:class of 2018
ポジション:PF
身長(裸足):203.2cm
体重:97.5kg
ウイングスパン:213.4cm

マービン・バグリー

学年:class of 2018
ポジション:PF
身長(裸足):207.1cm
体重:100.2kg
ウイングスパン:214.6cm

シャリーフ・オニールがバグリーに挑むが実力の差が浮き彫りに。


シャリーフに加えてアリゾナ大に進学するアイラ・リー(背番号11)を擁するCrossroads。
ガードポジションには最近話題のユウキ・オオクボ(背番号3)も在籍。
シャリーフとリーがバグリーとUCLAコミットのコディ・ライリー(背番号2)にどこまで対抗出来るかに注目があつまった。

シャリーフはこの試合で15得点と健闘。
シャリーフの活躍もあり、Crossroadsが前半にはリードを奪うが、バグリーが後半にギアを上げるとCrossroadsにはバグリーを止める術は無く、バグリーの30得点の活躍でSierra Canyonが逆転勝利を上げた。

オールラウンドなプレーと身体能力の高さが売りのシャリーフ。
現時点ではサイズ、技術、身体能力の高さの全てにおいてバグリーには及ばない。
2000年1月生れでこの1月で17歳になったばかりのシャリーフは、1999年3月生れで来月18歳になるバグリーよりも若く、身長もまだ成長中。
2014年から身長の変わらない早熟のバグリーと比較するとシャリーフは大器晩成型。
特に技術面でのバグリーとの差は大きく、バグリーに追いつくためには今夏のシーズンオフのトレーニングによるスキルアップが必要不可欠。
父シャックのコネクションもあり、練習環境には困らないだけに、飛躍的な成長も期待できる。

シャリーフもバグリーも同学年(日本の高2)で同じリーグに所属しており、どちらかが転校しない限り、来年も同カードの対戦が予定されている。
シャリーフがバグリーとの差を詰め、Sierra Canyonに勝利することが出来るだろうか。

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