高校バスケ史に残る強さを誇ったモントバーデアカデミー

近年、多くの選出を輩出しているフロリダ州のモントバーデアカデミー。NBAの未来のスター候補であるディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレットもモントバーデの卒業生だ。

直近では、RJ・バレットが最上級生だったシーズン2017-2018にも、シーズンを無敗のまま全米招待を制覇するパーフェクトシーズンを達成したが、2019-2020シーズンのモントバーデの強さはちょっと桁が違った。

新型コロナウイルスの影響でシーズン半ばで終了し、全米招待が開催されることはなかったが25勝0敗の内、点差が1桁だったのは2019年12月23日の対IMGアカデミー戦のみ。シーズン平均で1試合39得点もの得失点差を付け、高校バスケ史に残る強さを見せつけた。

今回はそのモントバーデの主力メンバーをまとめておこうかなと。念の為ですが、学年(class of ~)は卒業年を表している。

ケイド・カニングハム

学年:class of 2020
ESPNランキング:3位
ポジション:PG
身長:198.1cm
主な個人賞:ネイスミス賞/MaxPreps最優秀選手賞/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
進学先:オクラホマ州立大

スコッティ・バーンズ

学年:class of 2020
ESPNランキング:4位
ポジション:PF
身長:203.2cm
主な個人賞:/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
進学先:フロリダ州立大

デイロン・シャープ

学年:class of 2020
ESPNランキング:11位
ポジション:C
身長:208.3cm
主な個人賞:/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
進学先:ノースカロライナ大

モーゼス・ムーディー

学年:class of 2020
ESPNランキング:38位
ポジション:SG
身長:195.6cm
進学先:アーカンソー大

ゼブ・ジャクソン

学年:class of 2020
ESPNランキング:71位
ポジション:SG
身長:188cm
進学先:ミシガン大

ライアン・ネンバード

学年:class of 2021
ポジション:PG
身長:185.4cm

ラングストン・ラブ

学年:class of 2021
ESPNランキング:27位
ポジション:SG
身長:193cm

ダリク・ホワイトヘッド

学年:class of 2022
ESPNランキング:7位
ポジション:SG/PG
身長:195.6cm

ケイレブ・ヒュースタン

学年:class of 2022
ESPNランキング:4位
ポジション:SF/SG
身長:203.2cm

群を抜いたチーム力で他チームを圧倒

数々の個人賞を獲得した高校バスケ界のベストプレーヤーの1人、ケイド・カニングハムを中心にオールラウンドなハードワーカーのスコッティ・バーンズ、ゴール下の守護神デイロン・シャープを中心に他のチームを寄せ付けない強さを誇ったモントバーデ。

これだけのタレントを擁しながらも個の力に頼らず、高校生とは思えない大人びたチームバスケを展開。本来、高校レベルであれば20~30得点を軽々と取ることの出来るタレント達がボールをシェアし、確率の高いシュートを狙うモントバーデのオフェンスは並に乗ると手の付け様の無い爆発力を見せた。

スターティングメンバ―は
  • PG:ケイド・カニングハム
  • SG:モーゼスムーディ
  • SF:ケイレブ・ヒュースタン
  • PF:スコッティ・バーンズ
  •   C:デイロン・シャープ
の5人。スターティングメンバ―の平均身長は201.7cmとNBAチームの様なサイズで、技術だけでなくフィジカルでも対戦相手を苦しめ、オフェンスだけでなくディフェンスでも対戦相手を圧倒した。

ベンチメンバーも各学年屈指の選手が控える。ダリク・ホワイトヘッドは動物の様なクイックネスと推進力で速攻で無類の破壊力を見せ、フロリダ大で活躍するアンドリュー・ネンバードを兄に持つライアン・ネンバードは巧みなゲームメイクでチームを牽引。ゼブ・ジャクソン、ラングストン・ラブもスターティングメンバーに見劣りしないプレーを披露した。

卒業生がカレッジを席巻中

上に挙げたclass of 2020のプレーヤー達は皆NCAAディビジョン1の強豪カレッジに進学を予定しているが、モントバーデアカデミーの卒業生達の多くはカレッジで顕著な活躍を見せている。

八村塁の出身校であるゴンザガ大でプレーするフィリップ・ぺトルセフもモントバーデ出身で、RJ・バレット共にチームの全米招待優勝に貢献。フロリダ大のアンドリュー・ネンバード、ジョージア工科大のマイク・デボーもモントバーデ出身だ。

昨年カレッジに入学した選手でもメンフィス大のプレシャス・アチュワ、マイアミ大のハロルド・ビバリーも1年目から印象的な活躍を見せてくれた。

モントバーデはオールラウンドなプレーヤーの育成に長けており、現在のバスケットボールのトレンドにマッチしていることも、卒業生の活躍の一因だろう。

今年カレッジに入学するclass of 2020のプレーヤーではケイド・カニングハム、スコッティ・バーンズ、デイロン・シャープがone and doneで1年後のNBAドラフトへのアーリーエントリーが有力視されているが、その他の選手もカレッジバスケで活躍し、数年後のNBA入りを狙えるだろう。

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