ワシントン大がヘッドコーチを解雇。マイケル・ポーターJrの進学先は白紙に。


2002年から15年に渡りワシントン大のヘッドコーチを務めてきたロレンゾ・ロマーが今シーズンを持って解雇されました。
ロマーは15年のワシントン大でのキャリアの中で298勝195敗の成績を記録。
ネイト・ロビンソン、ブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス等多数のNBA選手を育て上げ、6度のNCAAトーナメント出場を達成。

昨年はマーキス・クリスとデジョンテ・マレーの2人がドラフト1巡目でNBA入り。
今季もドラフト上位指名候補のマーケル・フルツを擁しながらシーズン成績は9勝22敗と低迷。
優秀な選手を獲得しながら、6年連続でNCAAトーナメント出場を逃したことを受け、解雇となりました。



マイケル・ポーターJrの進学先は白紙に。



ワシントン大にコミットしていた高校トップ選手のマイケル・ポーターJr。
彼の父マイケル・ポーターSrはロマーと長年の友人関係にあり、ロマーはポーターJrのゴッドファーザー(キリスト教の代父母)。
ポーターSrも今季からワシントン大のコーチングスタッフ入りし、ポーターJrの弟ジョンテイ・ポーターもワシントン大にコミット。
ポーターSrのワシントン大入りに伴いシアトルに引っ越したポーターJrの為に、転校先のNathan Haleにはワシントン大OBのブランドン・ロイがコーチに就任し、ポーターJr獲得の為に万全な体制が整えられていました。

ロマーの解雇を受け、弟のジョンテイは早々と進学の撤回を公表。
ポーターJrもワシントン大への進学を撤回すると見られています。
ワシントン大以外でのワシントン大にコミットする前のポーターJrの最終進学候補は、インディアナ大、ヴァージニア大、ミズーリ大、オクラホマ大の4つ。
中でもポーターJrの地元でもあるミズーリ大は有力候補の1つと見られていました。
また、オクラホマ大にはAAUチーム"Mokan Elite"のチームメイトであるトレー・ヤングがコミット。
ポーターJrとヤングのデュオで昨夏のNike Peach Jam制覇を達成しており、この2人が大学で再度デュオを組むことになれば、大きなインパクトを残すことは間違いないでしょう。

ポーターJrは既に高校のシーズンを終了しており、残すはマクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシック等のオールスター戦のみ。
学年NO1プレイヤーであるポーターの去就には大きな注目が集まっています。

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