ミシガン州立大のマイルス・ブリッジスが大学残留を表明。

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強豪ミシガン州立大(MSU)で1年生ながらエースとして活躍を見せたマイルス・ブリッジス。
NCAAトーナメント2回戦でカンザス大に敗退した後、2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーするか大学に残留するか、ブリッジスの去就に注目が集まっていました。

現ヘッドコーチのトム・イゾーがヘッドコーチに就任してからは、アーリーエントリー自体が稀なMSUですが、昨年フレッシュマンのデヨンタ・デイビスがMSUのフレッシュマンとしては2001年のザック・ランドルフ以来となるアーリーエントリー。
ブリッジスもアーリーエントリーすればロッタリーピックでの指名が有力視される程の高い評価を得ており、アーリーエントリーの可能性も拭いきれない状況でした。

現地4月13日に大勢のファンに囲まれた中MSUに残留することを発表。
ブリッジスの残留が決定したことで、来季は期待の新入生も加入するMSUは来年のNCAAトーナメント制覇の有力候補となるでしょう。

マイルス・ブリッジス

ポジション:SF/PF
身長(靴込):198.8cm
体重:102.5kg
ウイングスパン:205.1cm
スタンディングリーチ:261.6cm


フレッシュマンながら強豪MSUでチーム首位となる平均16.9得点8.3リバウンドを記録。
苦手と思われていた3PTも38.9%と上々。
MSUのフレッシュマンとしては記録的な成功を収めた選手と言えるブリッジス。

サイズこそウイングとしては平均程度ですが、屈強な肉体と驚異的な跳躍力を武器にインサイドのディフェンスもこなし、平均1.5ブロックを残しました。
速攻ではフィニッシャーとして多くのハイライトプレーを見せてくれました。
見た目とは裏腹に左右両方の手を均等に使える器用さも持ち、ドラフト指名候補としても高い評価を得ていましたが、この度MSUへの残留を公式に発表。
来季もカレッジの注目選手の1人であることは間違いありません。

今季のMSUは平均得点上位5人の内4人がフレッシュマンという若いチーム。
来季はそこにマクドナルドオールアメリカンにも選出されたビッグマン、ジャレン・ジャクソンも加入し、トム・イゾーのコーチ就任後最高のタレント集団と言えるチームとなります。

ブリッジスにはそのチームの中心選手としての活躍が期待されます。
来季のMSUには点を取れる選手が多く揃うので、ブリッジスの平均得点が飛躍的に向上するということは無さそうかなと。

その分は2016年にMSUを卒業し、シカゴブルズにドラフトされたデンゼルバレンタインの様にアシストを磨き、トリプルダブルを狙えるタイプを目指しても面白いかなと思ったりします。

今季もパスには非凡なセンスを見せていたブリッジス。
来季はどんな成長したプレーを見せてくれるのでしょうか。

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