八村塁の同級生、ザック・コリンズが2017NBAドラフトにアーリーエントリーを表明。



今季のNCAAトーナメントで同校の最高記録であったElite8を大きく上回り、決勝進出を果たしたゴンザガ大。
決勝ではノースカロライナ大に惜敗したものの、ゴンザガ大にとっては歴史的なシーズンとなりました。

フレッシュマンながらインサイドの控え選手としてゴンザガ大の躍進を支えたのがザック・コリンズ。
高校次代にはマクドナルドオールアメリカンにも選出された学年屈指のビッグマンです。
Final4の対サウスカロライナ大戦では14得点13リバウンド6ブロックの活躍でチームの決勝進出に大きく貢献しました。

コリンズは今週2017NBAドラフトへのアーリーエントリーを表明。
エージェントとも契約の意向でコリンズのカレッジでのキャリアは1年で終わりとなりそうです。



ザック・コリンズ

学年:class of 2016
ポジション:C
身長:213.4cm
体重:104.3kg
主要スタッツ:17.2分10.0得点5.9リバウンド1.8ブロックFG成功率65.2%


NCAAトーナメントでのゴンザガ大の快進撃を攻守両面で支えたコリンズ。
Final4での活躍は顕著で対サウスカロライナ大戦では23分の出場で14得点13リバウンド6ブロック、決勝の対ノースカロライナ大戦では14分の出場で9得点7リバウンド3ブロックと短い出場時間で効果的な活躍を見せました。

ポジション取りやステップワーク等インサイドでのスキルが既に身に付いており、FG成功率は65.2%。
FT成功率も74.3%とビッグマンとしては高水準。
平均17.2分という短い出場時間の中で1.8ブロックを記録しディフェンスでもインサイドで大きな存在感を発揮しました。

来季もチームに残れば、インサイドの主軸として働きを期待されていましたが、Final4での活躍でNBAからの評価を上げたこともあり、アーリーエントリーを表明。
来季のフレッシュマンには優れたビッグマンが多く、大舞台で活躍した今年にエントリーすることが最大の評価に繋がると判断したのでしょう。
NBAからの評価は単なる活躍だけでなく、年齢的な部分も大きく関係しているのでエントリーのタイミングの判断は難しいものです。
現時点では1巡目10位前後の高い評価を受けています。

コリンズはアーリーエントリーし、今季ゴンザガ大のスターティングセンターを務めたカルノウスキーは卒業。
チーム内のポジション争いに勝利すれば、八村塁は来季のゴンザガ大のインサイドポジションで多くの出場時間を獲得する可能性もあります。
今季は出場時間こそ短かったものの、多くのハイライトプレーを記録し、ファンから人気を博した八村。
来季の躍進には大きな期待がかかります。

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