2017-2018NCAA注目チーム:有力転校生の獲得で戦力を維持するカンザス大。

2017年NCAAトーナメントでもELITE8進出。
28年連続でNCAAトーナメント出場を続けるNCAA屈指の強豪校カンザス大。
フランク・メイソン、ランデン・ルーカスが卒業、ジョッシュ・ジャクソンもアーリーエントリーで主力3人がチームを去りますが、充実の補強で戦力を維持。

今年のカンザス大は有望フレッシュマンの獲得だけでなく、マリック・ニューマンとサム・カンリフの2人の転校生が加入。
転校生の2人はチーム練習には昨シーズンから参加しており、戦力の計算がしやすい補強となりました。

今年のカンザス大もカレッジバスケの中心に座ることは間違いないでしょう。



カンザス大

2016-2017成績:31勝5敗
2017NCAAトーナメント:ELITE8
主要加入選手
PF:ビリー・プレストン
SG:マリック・ニューマン
SG/SF:サム・カンリフ

昨季もNCAAトーナメント制覇の有力候補と見られたカンザス大でしたが、ELITE8でオレゴン大に敗退。
2年連続でELITE8で敗退し、FINAL4への進出を逃しました。
2017-2018シーズンに向けて、主な戦力の流出は卒業の2人と当初からアーリーエントリーが確定的だったジョッシュ・ジャクソンのみと最小限にとどまりました。

フレッシュマンではOakhill Academyのビリー・プレストンを獲得。
マクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックにも選出された、実力派。
インサイドで身体を張るタイプでは無く、プレーエリアが広いオールラウンドタイプ。
2年生のユドカ・アズブーキとはNCAA屈指のフロントコートを形成するでしょう。
技術は申し分の無い選手ですが、試合をとおして集中力を維持できないのが難点ですが、エリート校のカンザス大の環境とコーチ陣の指導力で改善されることを期待。

2014年のU17世界選手権ではアメリカ代表の優勝に大きく貢献し、MVPを獲得したマリック・ニューマン。
2015-2016シーズンはミシシッピ州立大でプレーしましたが、活躍は期待に遠く及ばず。
シーズン終了後にカンザス大への転校を表明。
昨季は転校の規定により公式戦には出場出来ませんでしたが、練習には参加。
カンザス大のスタイルにはシーズン開幕から難なくフィットするでしょう。
ニューマンとバックコートを組む4年生のデボンテ・グレアムは純粋なPGでは無く、ニューマン自身もSGタイプの選手。
バックコートのゲームメイクが2017-2018シーズンのカンザス大成功のカギを握るでしょう。

昨季序盤までアリゾナ州立大でプレーしていたサム・カンリフ。
平均9.5得点と平凡な成績でしたが、調子の上がっている時期には5試合連続2桁得点を記録。
身体能力とシューティングタッチには非凡なものがあり、カレッジレベルに適応出来れば、ウクライナ出身の4年生シューター”Svi”の控えとして、ベンチから活躍してくれそうです。
シュータータイプのカンリフに加え、カンザス大にはアスレティックなウイングのラジェラルド・ヴィックもおり、バックコートの控えはかなり充実しそうです。

キープレーヤー

デボンテ・グレアム


昨季もフランク・メイソンと共にカレッジ屈指の破壊力を持つバックコートを形成したグレアム。
得点力の高さは折り紙付きですが、2017-2018シーズンでバックコートデュオを組むマリック・ニューマンもスコアラータイプの選手。
グレアムにはフロアリーダーとしてゲームメイクの役割が求められます。

過去2年のNCAAトーナメントは上級生を主体としたヴィラノバ大、ノースカロライナ大が優勝。
カンザス大がNCAAトーナメントで好成績を残すためには最上級生となるグレアムの活躍が必須となるでしょう。

ユドカ・アズブーキ


昨季は12月に左手首を故障し、その後シーズン全休。
故障までは平均12.9分の出場で5.0得点4.4リバウンド1.6ブロックとエネルギッシュなプレーで活躍。
主力となる2017-2018シーズンは大きな飛躍が期待されます。
その為には昨季1試合平均2.8個と目立ったファールの数を抑えることが最低条件となるでしょう。
ナイジェリア出身のアズブーキは2年生になりますが、年齢はまだ17歳。
身体・技術共にまだまだ成長が見込めます。

スターターを務めるであろうアズブーキとプレストンのデュオは他チームの脅威になることは間違いないのですが、インサイドの控えは枚数、タレントレベル共に手薄。
アズブーキがファールトラブルとなってしまうとインサイドは崩壊するでしょう。
アズブーキが健康を維持し、長くコートに立つことが出来れば、カンザス大は安定して勝ち星を重ねることが出来るでしょう。

下級生と上級生のバランスも良く、噛み合えば2012年以来のFINAL4も夢では無いでしょう。
一方でインサイドの選手層の薄さは致命傷になり兼ねず、アズブーキが怪我でもしてしまえば、戦力は一気にがた落ち。
今年も健康の維持が最大のキーポイントとなりそうです。



コメント

  1. UC Berkeley からチャールズ・ムーアも転校してきたと思います。

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    1. コメントありがとうございます。
      ムーアに加えてローソン兄弟も転校してきましたね。
      転校ルールでプレーは2018-2019からみたいですね。

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