タイアス・ジョーンズの弟トレ・ジョーンズがデューク大にコミット。


2015年にフレッシュマン主体でNCAAトーナメント制覇を果たしたデューク大。
ジャリル・オカフォー、ジャスティス・ウィンズロウと共にその時の中心選手だったのがPGのタイアス・ジョーンズ。
NCAAトーナメント決勝で23得点を記録し、Final4の最優秀選手にも選出されました。

タイアスの弟でclass of 2018のトップPGの1人であるトレ・ジョーンズも兄に続きデューク大への進学を公表し、来年秋にデューク大に加入することとなりました。
デュークにとってはジョーンズがclass of 2018で最初のコミット。
2015-2016シーズン、2016-2017シーズンとタイアス・ジョーンズのアーリーエントリー以降、タレントは豊富ながら正統派PG不在でコントロールに苦しんだデューク大。
今季のトレボン・デュバルに続いて好PGの獲得に成功し、幸先良いリクルーティングのスタートになりました。



トレ・ジョーンズ

学年:class of 2018
ポジション:PG
身長(靴込):185.4cm
体重:79.4kg
ウイングスパン:191.8cm


兄同様正統派PGのトレ・ジョーンズ。
ESPNランキングでは学年全体19位、PGとして4位にランクされています。
2015年、2017年と所属高校を2度のミネソタ州王者に導いたチームを勝たせることの出来る選手です。

今夏のAAUではNikeのAAUリーグEYBLにHoward Pulleyのメンバーとして参戦し、平均20.4得点5.3リバウンド7.3アシストと素晴らしいスタッツを記録。
自身が学年トップPGの1人であることを証明し、評価を上げました。

身体能力不足を補って余りあるバスケットボールIQの高さを持ち、適格な判断で得点を重ね、広い視野と確かなパッシングスキルでアシストを供給します。
身長やウイングスパンでは並以下の選手なので、アーリーエントリーでドラフト入りを目指すのであれば、兄の様なNCAAトーナメントでの活躍が必要となってくるでしょう。

ジョーンズ以外でのデューク進学候補は?

class of 2018では、ジョーンズの他にU19のメンバーでもあるウイングのキャメロン・レディッシュ、オークヒルアカデミーのビッグマンデイビッド・マコーマック等がデューク大への進学を有力視されています。

また、高校NO1プレイヤーであるマービン・バグリーもデューク大への進学を有力視されている選手の1人。
class of 2017に学年変更するかどうかは正式に公表されていませんが、学年変更が濃厚な様です。
進学先、学年変更を含めて現地時間8月14日にESPNの番組内で公表するとのことです。
バグリーの判断次第でNCAAの勢力図は大きく変わり、もしデューク大が今季バグリーを獲得することになれば、アリゾナ大を抜き一躍NCAAトーナメントの最有力候補になるでしょう。

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