テキサス大が獲得したKD以来の大物フレッシュマン、モハメド・バンバ。


テキサス大出身のスパースターと言われて真っ先に頭に出てくるのは思い浮かぶのは、現ゴールデンステートウォリアーズ所属のケビン・デュラント(KD)でしょう。
カレッジではフレッシュマンにしてNational college player of the yearや所属カンファレンスの最優秀選手賞を獲得。
ドラフト2位指名でNBA入りし、その後はスターダムをのし上がっていきました。

KD以降もトリスタン・トンプソンやマイルズ・ターナーなど、素晴らしい人材をNBAに輩出しているテキサス大ですが、今季のフレッシュマンであるモハメド・バンバがテキサス大にとってKD以来の逸材であることは間違いないでしょう。

バグリーの大学入学、クリーブランドキャバリアーズの指名権獲得で注目の高まっている2018年のドラフト。
マービン・バグリー、マイケル・ポーターJrの名前が上位指名予想として挙がりますが、バンバもドラフトの主役の1人となるでしょう。


圧倒的なウイングスパン






圧倒的ウイングスパンと機動力の高さを誇り、ディフェンシブセンターとして定評のあるバンバ。
ウイングスパンはNBA屈指のディフェンシブセンターのルディ・ゴベール、ディアンドレ・ジョーダンをも上回ります。

スタンディングリーチも高水準で、機動力の高さと併せるとNBAでもトップクラスのディフェンシブセンターに成長するポテンシャルを感じさせます。

オフェンスにも非凡なセンスを見せる


線がまだまだ細く、ペイントエリア内でのオフェンス支配力には欠けますが、シューティングタッチ、ボールハンドリングにはビッグマンらしからぬ非凡なセンスを見せ、オールラウンドビッグマンに成長する可能性を感じさせます。

近頃のハイライトを見ていると、高校時代よりも急激にハンドリングが向上しており、プレーエリアも広がっています。

同学年のライバル、ディアンドレ・エイトン(アリゾナ大)と比較するとインサイドでの得点能力に劣りますが、動きのスムースさとハンドリングではバンバが上。
ジャンパーの確率が安定してくれば、オフェンスでも脅威となれる選手となるでしょう。

ドラフト上位候補の中の大穴

来年のドラフト上位候補、マービン・バグリー(デューク大)、マイケル・ポーターJr(ミズーリ大)、ディアンドレ・エイトン(アリゾナ大)と比較すると、最も粗削りな選手がバンバ。
一方で最も大化けする可能性を秘めている選手もバンバ。

ディフェンシブセンターとして、万能タイプのビッグマンとしてここまで高次元でポテンシャルを感じさせる選手はバンバの他に2018年のドラフトでは見当たりません。

バグリーやポーターJrに注目が行きがちですが、来年のドラフトでバンバが1位指名を受ける可能性も十分にあるのではないでしょうか。

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