ジョージア工科大の所属するACCってどんなとこ?
U19日本代表メンバーとして世界選手権でも活躍を見せたシェーファー・アヴィ幸樹。
アメリカの強豪プレップ。Brewster Academyで1年間プレーした彼は、今秋からNCAAディビジョン1でAtlantic Coast Conference(ACC)所属のジョージア工科大学に進学します。
ジョージア工科大の所属するACCですが、ACCは現在32のカンファレンスが存在するNCAAディビジョン1の中でも、強豪校が集まるNCAA屈指のハイメジャー。
今年のNCAAトーナメントにも、ACCから全32カンファレンス中最多となる9校ものチームが出場を果たしています。
ACCの所属校は?
バスケットボールでのACC所属校は下記の15校。
()内は昨季のシーズン成績及びカンファレンス内成績です。
並びは昨季のカンファレンス成績順。
1.ノースカロライナ大(33勝7敗/14勝4敗)
2.フロリダ州立大(26勝9敗/12勝6敗)
3.ルイビル大(25勝9敗/12勝6敗)
4.ノートルダム大(26勝10敗/12勝6敗)
5.デューク大(28勝9敗/11勝7敗)
6.ヴァージニア大(23勝11敗/11勝7敗)
7.ヴァージニア工科大(22勝11敗/10勝8敗)
8.マイアミ大(21勝12敗/10勝8敗)
9.シラキュース大(19勝15敗/10勝8敗)
10.ウェイクフォレスト大(19勝14敗/9勝9敗)
11.ジョージア工科大(21勝16敗/8勝10敗)
12.クレムゾン大(17勝16敗/6勝12敗)
13.ピッツバーグ大(16勝17敗/4勝14敗)
14.ノースカロライナ州立大(15勝17敗/4勝14敗)
15.ボストン大(9勝23敗/2勝16敗)
上位には日本でも名の知れた超強豪校ばかり。
14位のノースカロライナ州立大では、今年のNBAドラフトで9位指名を受けたデニス・スミスJrがプレーしていました。
ドラフト1巡目指名を受ける選手を擁しても、ACC内ではこの順位。
ジョージア工科大もカンファレンス内順位11位という下位のチームですが、今年のNCAAトーナメント覇者であるノースカロライナ大を始め、フロリダ州立大、ノートルダム大という上位校からも勝利を挙げており、上位と下位でも大きな差は無いという熾烈なカンファレンスです。
カンファレンスゲームはNCAAトーナメントにも勝るとも劣らないハイレベルな争いが繰り広げられています。
ジョージア工科大の注目選手は?
NBA候補選手がゴロゴロいるACCですが、ジョージア工科大にも注目選手が在籍しています。
ジョッシュ・オコギー
学年:ソフォモア
ポジション:SG
身長(裸足):190.5cm
体重:96.6kg
ウイングスパン:213.4cm
昨季フレッシュマンながらチームハイの平均16.1得点を記録したオコギー。
2016年12月31日の対ノースカロライナ大戦では26得点、2017年1月25日のフロリダ州立大戦では35得点と強豪相手に活躍をし、チームを勝利に導きました。
今夏はU19アメリカ代表に選出され、世界選手権にも出場しました。
身長はカレッジのSGとしては並程度ですが、ウイングスパンが驚異的。
攻守両面で脅威となるポテンシャルを持ったプレイヤーです。
今季の活躍次第では、NBA入りも十分にあり得るでしょう。
ACCでプレーするということは、単にD1でプレーするということとは一線を画す物凄いことです。
八村塁のゴンザガ大進学にも劣らない快挙であることは間違いありません。
八村塁のゴンザガ大進学にも劣らない快挙であることは間違いありません。
ウォークオン(奨学金無し)で入学するシェーファー・アヴィ幸樹が1年目から出場時間を得ることは決して簡単なことではないでしょう。
カレッジでの4年間の中で出場時間を勝ち取ることが出来れば、常にNBAクラスの選手達とマッチアップするという日本では考えられないハイレベルな経験を積むこととなります。
NCAA屈指の熾烈な環境の中で、4年後には日本を代表するビッグマンに成長してくれることを期待しています。
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