ボル・ボルの進路がオレゴン大に決定。
(twitter.com/OregonMBB) |
class of 2018屈指の注目株であるボルが進学先を公表しました。
彼が次のステージに選んだのは、昨季のNCAAトーナメントでFinal4に残ったオレゴン大でした。
下馬評で有力候補とされていたのは、オレゴン大とケンタッキー大(UK)の2校。
今夏ボルはMate Dei High SchoolからFindlay Prepに移り、FindlayのHCがケンタッキー大でプレーするP.J・ワシントンの父親であることから、UKに進学するのでは、との見方も強まっていました。
幼少期からUKへの憧れを抱いていたというボルですが、公表した進路は憧れのUKではありませんでした。
リクルートや公式訪問を通じて、自分らしくいられると感じたオレゴン大を進路として選択。
ボルの進路選択の経緯については、是非こちらのThe Player Tribuneの記事を読んでみて下さい。
驚異のシューティングスキルを誇るビッグセンター
彼を他のビッグセンターと異なる特別な存在に押し上げているのは、驚異的なシューティングセンス。
今夏のAAUでの19試合を通じて3PT成功率44.1%、FT成功率82.4%を記録。
高校のセンターでこれほどまでのシューティングスキルを持つ選手は他にはいません。
それに加えてNBAでもトップクラスに入る高さを誇るボル。
過去に例の無いユニークなスキルセットを持つビッグセンターです。
針金の様な細さが気になるボルですが、リクルートの過程でオレゴン大のHCであるダナ・オルトマン氏は
"強くなって欲しいが、無理に体重を増やしてほしいとは思っていない"
とコメントしている模様。
ボルの細さはカレッジでも変わらなそうですね。
オレゴン大は今季既ににボルの他に3人のコミットを獲得。
五つ星ウイングのルイス・キング、強豪Oak Hill AcademyのPGウィル・リチャードソン、高い身体能力を誇るPFのマイルス・ノリスと3人揃って有望選手。
この3人にボルを加えてたリクルートは、デューク大やUKにも決して引けを取りません。
2016年にElite8、2017年にFinal4とここ数年素晴らしい成績を残しているオレゴン大。
今季は主力の卒業もあり、過去2シーズンと同様の成績を残すのは厳しい所ですが、高校時代マクドナルドオールアメリカンにも選出されたフレッシュマンのトロイ・ブラウンJrやU19アメリカ代表に選出されたソフォモアのペイトン・プリチャードがおり、タレントは揃っているチームです。
彼らが来季もカレッジに残り、そこにボルを始めとした有望フレッシュマンが噛み合えば、1939年の第1回NCAAトーナメント以来となるNCAAトーナメント制覇も夢では無くなるでしょう。
コメント
コメントを投稿