ディアンドレ・エイトン対ブランドン・マッコイ。フレッシュマンのトップビッグマン2人が激突。

(californiasupremebasketball.com)
12月2日にアリゾナ大が敵地でUNLVと対戦。
アリゾナ大はディアンドレ・エイトン、UNLVはブランドン・マッコイが在籍。
ビッグマンの当たり年と言われる今年のフレッシュマンの中でも、トップクラスの活躍を見せる2人の対決に注目が集まりました。
エイトンとマッコイはAAUチーム"California Supreme"でプレーした元チームメイト同士でもあります。

延長にまでもつれ込んだ試合は91-88でアリゾナ大が勝利しましたが、両ビッグマン共に素晴らしいパフォーマンスを披露。
エイトン、マッコイの対決に限れば、互角の戦いとなりました。


ディアンドレ・エイトンが28得点10リバウンド3


身体能力の高さとサイズに似つかわしくない多彩なスキルが魅力のエイトン。
この試合でも器用なハンドリングを駆使したポストプレーや3PTシュート等、スキルの高さを遺憾なく発揮。
キャリアハイとなる28得点に加え、10リバウンド3ブロックでダブルダブルを記録しました。
それ以上に不調のチームを延長戦での勝利に導けたことがこの試合での1番の収穫でしょうか。

個人的にはエイトンにはあまりアウトサイドに出て欲しくはないなーと思っているのですが、ペリメーター辺りでリングに正対した状態からの1対1にはフレッシュマンのビッグマンとは思えない上手さがありますね。
ペリメーターのジャンパーも精度は高いので、この辺りの距離からジャンパーとドライブを上手く組み合わせてリングにアタックされると中々止めるのは難しそう。

身体能力・スキル共に文句無しのレベルの選手なので、ジャンパーだけに頼らず、ポストプレーやドライブからのインサイドプレーでガツガツリングにアタックしていって欲しいなと思います。

ブランドン・マッコイ33得点10リバウンド


多彩なスキルを持つエイトンとは異なり、インサイドでのパワフルかつ堅実なプレーが光るマッコイ。
この試合でもインサイドを攻め、FG13/17のFG成功率76.5%という高効率で得点を重ねました。
また、シーズン初の3PTを放ち成功させています。(マグレ感満載でしたけど...)

ハンドリングスキルやパッシングスキルには未熟な部分がありTOも多く、この試合でもゲーム最多の6TOを犯しています。

昨季は大きく負け越したUNLVですが、マッコイの活躍が続けば2013年以来のNCAAトーナメント出場も見えてきそうです。


フレッシュマン屈指のビッグマン2人。
この試合では互角のパフォーマンスを見せましたが、NBAからの評価ではスキルの万能性や身体能力で勝るエイトンの方が上。
とは言え、エイトン相手にここまでの活躍したことは大きなプラス。
マッコイも来年のドラフトでロッタリー指名を受ける可能性が十分にありそうです。

この2人が共にプレーしていたAAUチームは反則でしたね笑
そのチームを倒すチームがあったということもアメリカバスケの恐ろしさですが...

マッコイの活躍でUNLVがNCAAトーナメントに進出し、トーナメントでアリゾナ大との再戦となれば、また面白いマッチアップを見ることが出来そうです。


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