モハメド・バンバがキャリアハイの活躍もテキサス大はカンザス大に及ばず。

(texassports.com)
年末を迎えカレッジシーズンも本格化し、カンファレンスゲームに突入。
強豪カンファレンスに所属するチームにとっては、強豪校との対戦が続くここからがNCAAトーナメント出場や上位シード獲得に向けた正念場。

NBA注目のビッグマンを擁するテキサス大はカンファレンスゲームの初戦で強豪カンザス大と対戦。
バンバは22得点15リバウンド8ブロックと、得点・リバウンド・ブロックの3部門でキャリアハイを更新するカレッジでのベストパフォーマンスを披露。
しかし、テキサス大はカンザス大の前で力及ばず。
86-92でカンファレンスゲーム初戦を落としました。

これでテキサス大のシーズン成績は9勝4敗。
カンファレンス内では現時点で6校がAPランキングのTOP25にランクイン。
NCAAトーナメント出場に向け、厳しい戦いとなりそうです。


バンバがキャリアベストパフォーマンスを披露


2018年のドラフトで上位指名が予想されるバンバ。
カレッジ屈指の強豪校カンザス大相手にトリプルダブルに迫る活躍を見せ、NBAからの評価が更に上がったことは間違いないでしょう。

マッチアップしたカンザス大のユドカ・アズブキーは18歳とまだ若く技術はまだまだの選手ですが、7フッター級のサイズとパワーはNBAクラス。
パワーで勝るアズブキーを機動力と長さで抑え込み、アズブキーに再三ブロックを浴びせました。

オフェンスでも頭一つ抜けた最高到達点と優れた機動力で何度もアリウープやダンクを叩き込み、キャリアハイを更新する22得点。
ゴールの近くでとりあえずロブパスを投げておけば何でも拾ってくれるので、結構反則的な破壊力。
特に同じくフレッシュマンのガード、マット・コールマンは上手にバンバを使ってくれています。
まだまだ自分でオフェンスをクリエイトするというより、使われる側の選手ではありますが、相手ディフェンスにとってはオフェンスでも脅威となり始めています。

インサイドに不安を残すカンザス大

前半はバンバを抑えられず、37-34と僅か3点のリードで折り返したカンザス大でしたが、後半に入るとシューターのスヴィが連続で3PTを沈め、早々と2桁リードを築き、そこからは終始リードを保ちます。
最終スコアは92-86の6点差でしたが、テキサス大が点差を詰めたのは試合の大成が決まってからで、カンザス大とテキサス大の力の差は得点差以上に大きいものでした。

この試合では危なげなく勝利を収めたカンザス大ですが、インサイドの層は薄くカンファレンスゲームに不安を残します。
期待のフレッシュマンとして入学し、11月に起こした交通事故の捜査の影響で出場停止となっているパワーフォワードのビリー・プレストンと、進学を早め既にチームの練習に合流したシルヴィオ・デ-ソーザの公式戦出場許可が下りれば状況は大きく改善されるでしょう。
この2人の出場許可が伸びれば、カンザス大もカンファレンスゲームで苦しむこととなりそうです。

コメント

  1. こんにちは!
    いつも楽しく拝見させてもらってます!

    管理人さんはNBAもご覧になられるのでしょうか??
    バンバって今年ロケッツで頭角を現しはじめたカペラにすごく似てるなと思うので個人的にはバンバにもすごく期待しています!
    この調子でいけばバンバの上位指名はまず間違い無さそうですねー!

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    1. コメントありがとうございます。

      最近NBAはあまり見られてないんですよね...。
      バンバはジャズのルディ・ゴベール級の高さに加えて、オールラウンドなオフェンスセンスを見せていて将来が楽しみな選手ですね。
      完成度はエイトンですが、ポテンシャルならバンバも負けていないと思いますので数年後が楽しみです。

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