モハメド・バンバ対コリン・セクストン。ドラフト上位候補同士の対決はバンバの活躍でテキサス大に軍配。

(texassports.com)
テキサス大のフレッシュマンモハメド・バンバとオクラホマ大のフレッシュマンコリン・セクストン。
NBAからも注目されるドラフト上位候補同士の2人が直接対決。

両校共に8勝3敗で迎えた試合は前半にアウトサイドをテンポ良く決めたテキサス大が終始リードを奪い、66-50でテキサス大の勝利。
バンバはキャリアハイの17得点に加え、11リバウンド6ブロックと攻守に存在感を発揮しチームの勝利に大きく貢献しました。


モハメド・バンバ17得点11リバウンド6ブロック


7フィート9インチ(236.2cm)のウイングスパンを持ち、オフェンスでも万能なセンスを見せるモハメド・バンバ。
ポテンシャルは今年のビッグマンの中でもエイトンと並びトップクラス。
この試合でバンバとセクストンを見るために、合計37人ものNBAスカウトが会場に駆け付けたことからも彼等の注目度の高さが伺えます。

多くのスカウトが集まる中、バンバはキャリアハイの17得点11リバウンド6ブロックを上げ、カレッジでのベストパフォーマンスを披露。
ジャンパーなどFace up gameの精度はエイトンに劣り、まだまだ成長が必要ですが、ディフェンスでは既に相手オフェンスの脅威となっており、テキサス大の平均失点はカレッジで全体7位の60.4失点と強固なディフェンスを築いています。

次戦からはBig12のカンファレンスゲームに突入し、テキサス大は初戦でいきなり強豪のカンザス大と対戦。
テキサス大のここまでの戦績は9勝3敗とまずまずですが、カンファレンスゲームを上手く乗りきることが出来なければ、NCAAトーナメント進出も危ぶまれます。
強豪ひしめくBig12で生き残る為にはバンバの活躍が必須。
カンファレンスゲームで活躍すれば、自ずとバンバのドラフト評価も上がってくるでしょう。

セクストンは平均を大きく下回る8得点

ここまで20得点を超える平均得点を記録していたセクストンですが、この試合ではいつにない大人しいプレーで僅か8得点。
スタッツだけ見ると平凡なパフォーマンスでしたが、バンバにマッチアップされたオフェンスでステップバックジャンパーを沈めたり、ジョン・ペティーに絶妙なアリウープパスを通したりと印象に残るプレーを見せました。

試合後のエイブリー・ジョンソンHCのコメントによれば、セクストンは股関節に軽い故障を抱えており、そのせいで試合終盤には足を攣っていた様。
アラバマ大はこの試合の敗戦で戦績が8勝4敗。
所属カンファレンスのSECでも厳しい戦いが予想されますが、セクストンの活躍次第ではまだまだNCAAトーナメントも狙えそうです。

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