ザイオン・ウィリアムソンが獅子奮迅の活躍を見せるもChino Hillsに敗戦。


バスケットボールの殿堂"The Naismith Memorial Basketball Hall of Fame"で開催される招待試合であるHoop Hall Classic。
毎年、その年の注目校が招待され開催さるこのイベントですが、今年はその中の1試合として、ザイオン・ウィリアムソン擁するSpartanburg Day High Schoolと、ボール兄弟の所属校であったChino Hills High Schoolの試合が実現。

本来であれば、Chino Hillsにはボール兄弟の3男、ラメロ・ボールが在籍しているはずでしたが、既に退学しリトアニアに渡ってしまいました。
それでも、Chino Hillsにはclass of 2019の注目選手、オニエカ・オコングーがおり、オコングーとウィリアムソンの対戦に注目が集まりました。


ザイオン・ウィリアムソンが36得点もチームは敗戦


2017年11月に負った怪我からつい先日復帰したばかりのウィリアムソン。
アップから故障明けの影響を感じさせないド迫力のダンクを連発。
試合中にもタフショットを沈め続け、36得点と圧巻の活躍を見せます。

対するChino Hillsのエース、オコングーもウィリアムソン相手に引けを取らない活躍を見せ、35得点14リバウンドを記録。
ディフェンスでもリムプロテクトで存在感を見せ、チームの勝利に大きく貢献。

オコングーはChino Hillsでフレッシュマンから主力としてプレー。
2015-2016のシーズン無敗にもディフェンスの要として大きく貢献。
class of 2019の五つ星プレーヤーとして高い評価を受けてきた選手。
この試合でもオコングーの活躍により、Chino Hillsが70-64で勝利し、自身が全米屈指のプレーヤーであることを証明しました。。

注目度の高い両校ですが、実は今季はどちらも苦戦中。
Spartanburgはこの敗戦でシーズン成績7勝7敗の5分。
過去2年連続で州大会を制しており、サウスカロライナ州内では圧倒的な力を見せますが、州外の強豪相手にはまだまだ及ばないのが実情です。

Chino Hillsもラメロ・ボールの退学、システムの変更によりチーム力は低下。
過去2シーズンで3敗しかしなかったチームが今季は10勝7敗。
カリフォルニア州のレベルが高いとは言え、ラメロの離脱の影響の大きさを感じさせます。

ウィリアムソンは1月20日に進学先を公表予定。
進路次第では、カレッジの勢力図にも大きな影響があり、ウィリアムソンの選択に全米から注目が集まります。

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