March Madness 2018:Sweet16出揃う。


3月15日に開幕したNCAAトーナメントも1,2回戦が完了。
68校でスタートしたトーナメントも残るチームは16校となりました。

第1シードのヴァージニア大は初戦で第16シードのUMBC相手に初戦敗退。
第1シード校の初戦敗退はトーナメント史上初の出来事であり、今年のトーナメントは中々に波乱続きです。


South Region

第9シード:カンザス州立大
第5シード:ケンタッキー大
第11シード:ロヨラ大シカゴ校
第7シード:ネバダ大

West Region

第9シード:フロリダ州立大
第4シード:ゴンザガ大
第3シード:ミシガン大
第7シード:テキサスA&M大

East Region


第1シード:ビラノバ大
第5シード:ウェストヴァージニア大
第3シード:テキサス工科大
第2シード:パデュー大

Mid West Region

第1シード:カンザス大
第5シード:クレムゾン大
第11シード:シラキュース大
第2シード:デューク大

大荒れのSouth RegionとWest Region


第1シードのヴァージニア大と第4シードのアリゾナ大が初戦で散ったSouth Region。
第2シードのシンシナティ大と第3シードのテネシー大も2回戦で敗退し、上位4シード全てがSweet16を前にトーナメントを去りました。

第11シードのロヨラ大シカゴ校は上位シードのマイアミ大、テネシー大を破るUpsetを続け、チームに帯同する聖職者(チャプレン)で98歳の"シスタージーン"も大きな注目を集めています。

West Regionも第1シードのゼイビア大と第2シードのノースカロライナ大が2回戦で敗退。
第3シードのミシガン大は、ジョーダン・プールのブザービーターで劇的な勝利を飾りトーナメントに留まりました。
日本人選手八村塁の所属するゴンザガ大もSweet16に名を連ねており、2年連続となるFinal4の可能性も十分にありそうです。

残る16校の中で優勝候補最有力は2016年にもNCAAトーナメントを制覇したビラノバ大でしょうか。
2016年の優勝を主力として経験しているジャレン・ブランソン、マイカル・ブリッジス、フィル・ブースを中心に、FG成功率5割越え、3PT成功率4割越えのシュート力を武器に、NCAA1の平均得点を誇るオフェンスはどのチームにとっても脅威となるでしょう。

デボンテ・グレアムを中心に実力派のバックコートが揃うカンザス大、スーパーフレッシュマン4人を擁するNCAA随一のタレント軍団デューク大も虎視眈々と優勝を狙っています。

今季ここまで中々噛み合ってこなかったケンタッキー大もSweet16に名を連ね、下級生中心ですが能力のある選手揃いのケンタッキー大は勢いに乗ると怖い存在となるでしょう。

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