NBAドラフト2018:今年の1位指名の鉄板、ディアンドレ・エイトン

バハマ出身のビッグマン、ディアンドレ・エイトン。
本格派センターとしてのサイズとパワーに加え、現代バスケに必要とされる機動力とアウトサイドスキルを兼ね備えた新時代のインサイドプレーヤーです。

12歳でバハマで開催されたバスケットボールキャンプでその才能を見出され、アメリカに渡ったエイトンはすぐに頭角を現し、高校バスケ界屈指のビッグマンとしてその名を全米に轟かせました。

高校時代には伸び悩んだとの評価もありましたが、大学ではその能力を遺憾なく発揮。First-team All-Americanに選出され、カレッジ最優秀のPFに贈られるカール・マローン賞を受賞。Pac-12の最優秀選手賞も獲得しています。

FBIによる贈収賄捜査に揺れたアリゾナ大はNCAAトーナメントでもまさかの初戦敗退に終わりましたが、エイトン個人としては素晴らしいシーズンを過ごしました。
圧倒的なサイズ、身体能力に加え、オールラウンドなスキルを有していることを証明し、今年のドラフトでは1位指名の鉄板候補になるでしょう。

ディアンドレ・エイトン

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF Reb
33.561.20%34.30%73.30%3.48.2
RebASTSTLBLKTOPTS
11.61.60.61.92.020.1

アドバンスドスタッツ

USG%OFF RTGDEF RTG+/-TS%OFF REB%
26.50%129.198.230.9065.80%13.50%
DEF REB%REB%AST%STL%BLK%TO%
28.20%19.90%10.20%1.00%6.10%11.40%

オールスターのポテンシャルを秘めるビッグマン

7フッター級のサイズに227センチのウイングスパンを持ち、スタンディングリーチ281.9センチ、更には助走付きの垂直飛びでは110.5cmを記録する驚異的な身体能力を備えるディアンドレ・エイトン。タレント揃いのアリゾナ大で平均20.1得点11.6リバウンドを記録。

シーズン当初はアウトサイドからの確率の悪いシュートも見られましたが、シーズンが進むに連れセレクションが改善。確率の高いペリメーターシュートやインサイドアタックはカレッジレベルではアンストッパブルでした。

フレッシュマンのビッグマンらしからぬハンドリングの上手さを持ち、ダブルチームに対しても器用に対処を見せ、FT成功率も73.3%とこの世代のビッグマンとしては上々の数値。身体的には既にNBAレベルにあり、オールラウンドなスキルに磨きをかければ、NBAでも支配的な選手に成長するでしょう。

課題はディフェンス意識

これといった弱点の無いエイトンですが、強いて上げればディフェンスではまだまだ改善の余地を秘めています。サイズ、ウイングスパン、身体能力と優れたディフェンダーに必要な要素を備えているエイトンからすると、今季の平均ブロック数は1.9と物足りない数字。ビッグマンらしからぬクイックネスと跳躍力は凄まじく、エリートディフェンダーになる素養を十分に備えています。

ディフェンスでの存在感が増せば、攻守両面で支配的なインサイドプレーヤーに成長してくれるでしょう。

また、試合ごとにムラがあり、メンタル面での成長もNBAで成功するためのカギとなりそうです。

予想指名順位は全体1位

私的に推している選手ではありませんが、彼の身体的な可能性と既に身に着けているオールラウンドなスキルセットを考えると、彼が今年のドラフト1位指名の最有力候補であることは否定出来ません。

正直言ってエイトンがカレッジ1年目でここまで活躍するとは思ってなかったんですよね笑身体的に優れているのは重々承知していましたが、器用貧乏でもうちょっと苦しむんじゃないかなと。
ところが彼のスキルセットは想像以上に洗練されており、1年目からカレッジで支配的な活躍を見せてくれました。

試合のスピードが上がり、アウトサイドプレーヤーの時代となったNBAですが、エイトンやマービン・バグリー、モハメド・バンバといったサイズ、機動力と現代的スキルを併せ持ったビッグマンが続々出て来ており、近い将来NBAにビッグマンの時代が到来するでしょう。

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