R.J・バレット擁するMontverdeが全米招待を制覇。


全米から8校が招待され、高校NO1チームを決めるGEICO HIGH SCHOOL NATIONALS TOURNAMENT。
昨年の大会では、ジャレン・ジャクソンJr、ブライアン・ボウエン、ジョーダン・プール等を擁したLa Lumiereが決勝でMontvede Academy(MVA)に勝利し、栄冠を掴みました。

昨年決勝で涙を飲んだMVAは強力な転校生の加入も有り、今年もトーナメントを勝ち進み、決勝でUniversity School(NSU)と対戦。
後半にMVAが3PTでNSUを突き放し、76-58でMVAが優勝を果たしました。



>R.J・バレットが25得点15リバウンドの活躍でチームを牽引



MVAはR.J・バレットとアンドリュー・ネンバードのカナダ出身2人を中心に、アウトサイドの得意なマイク・デボー、スキルフルなビッグマンのフィリップ・ペトルセフ、7フッターのバルサ・コプリビチャが揃うタレント軍団。

一方のNSUもclass of 2019のトップ選手バーノン・キャリーJrとclass of 2020のトップ選手スコッティー・バーンズの2人のスターを中心に、トレイ・デュームスとドリュー・ドリノンの2人の実力派バックコートが脇を固める好チームです。

試合開始直後に先手を取ったNSUでしたが、MVAのネンバードが素晴らしいコントロール力を見せゲームを掌握。
MVAが35-26でリードし前半を折り返します。
後半に入るとMVAの3PTが当たりだし、更にNSUを突き放します。
食い下がりたいNSUですが、エースのキャリーがMVAのフロントコートに抑えられ、バーンズが奮闘を見せますが、MVAの3PTの確率が全く落ちず、76-58でMVAが完勝。
MVAは今シーズンを35勝0敗でシーズンを無敗のまま終えました。

MVAはバレットが25得点15リバウンド、ネンバードが8得点13アシスト、デボーが3PT5本を含む21得点3アシストでチームをリード。
NSUもバーンズが24得点10リバウンドの活躍を見せましたが、キャリーが12得点と沈黙。

ちなみにMVAのメンバーで中国出身のケビン・ジャンは昨年もLa Lumiereで優勝を経験した選手。
2年連続での全米制覇を達成しました。

今季のバレットは夏のU19世界選手権MVPを始め、数々の個人賞を獲得。
チームも全米制覇を達成し、高校で出来ることはほぼ全てを達成。
後1年高校に残っていてもやるべきことはほぼ残っていないので、やっぱり学年変更をして良かったですね。

準優勝に終わったNSUですが、キャリーとバーンズが来季もチームに残れば、来季今年の雪辱を果たすことも十分可能でしょう。

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