NBAドラフト2018:デューク大の大黒柱、グレイソン・アレン。
National champ. Duke grad. All-American. Congrats @GraysonJAllen!— Duke Basketball (@DukeMBB) 2018年5月13日
📚🏀🔵😈 #Bestofbothworlds pic.twitter.com/NvxXElpuzK
1年目にはFinal4でビッグプレーを見せ、デューク大のNCAA制覇に貢献。
2年目でブレークし、カレッジトップレベルの選手に成長しましたが、カレッジの残留。
3年目、4年目とタレント揃いのチームで個人成績こそ落としましたが、4年目の今季は勝負強いシュート力でチームに貢献しました。
SNSで彼のファールばかりが拡散された結果、日本ではダーティなプレーヤーとして知られている選手かもしれませんが、エモーショナルなプレーと当たりだしたら止まらないアウトサイドシュートを持ち、見ていて面白いプレーヤーの1人でした。
今年のNCAAトーナメントではFinal4進出をかけてカンザス大と対戦。
同点の場面でブザービーターを狙ったアレンのシュートはリングに吸い込まれるかと思われましたが、リングの上を回転し、無情にもリング外に落ち、デューク大は延長戦でカンザス大に敗戦。
グレイソン・アレンのカレッジキャリアはElite8で幕を閉じました。
グレイソン・アレン
高校時代には、マクドナルドオールアメリカンのダンクコンテストで優勝も果たしているアレンですが、彼の武器は身体能力よりも爆発的なシュート力。
3PT成功率は4年間で上がり下がりがありましたが、FT成功率は4年連続で8割越えを記録しており、シュート力に優れる選手です。
また、今季は1試合平均4.6アシストも記録しており、フロアリーダーとしてチームをまとめる統率力とアシストを供給する技術も備えています。
昨年は"Tripping"で悪い意味でその名を世界に轟かせたアレン。
昨季終了後、カレッジへの残留を決めた彼に、デューク大のHCコーチKは静養と気持ちの整理の為に3か月間バスケットボールに触らない様指導。
その指導の結果もあってか、今季のアレンはシューター兼フロアリーダーとしてチームに貢献。
チーム最多の平均35.6分という出場時間が、デューク大におけるアレンの存在の大きさを物語っています。
また、ダーティなイメージ反して、実は学業でも優秀な選手で、4年連続でACCのAll Academic Teamに選出されています。
予想指名順位は2巡目
好きな選手の1人ですが、ドラフトでの評価は2巡目の指名になりそうです。
ドラフトでの指名順位のみを考えれば、2年目終了時点でエントリーしていれば、1巡目は固かった気がします。
優秀で勝負強いシューターですが、当たりはずれの大きさは気になります。
また、自身よりクイックネスに優れるプレーヤーに対するディフェンスも懸念事項となるでしょう。
シュート力自体は高水準ですが、得点パターンが限られ、NBAレベルでは身体能力も並の為、NBAでは使われるタイプの選手となりそうです。
目指すところは同じくデューク大出身のJ.J・レディックでしょうか。
今季、司令塔としてチームをコントロール出来ることを証明して見せたことは+要因でしょう。
4年間名門デューク大でプレーしただけあり、全体的にはまとまった技術を持つ完成度の高い選手。
大きく外れることもなく、シューターを求めるチームにとっては2巡目での指名候補の1人となるのではないでしょうか。
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