NBAドラフト2018:身体測定結果で見る今年のドノバン・ミッチェル候補。
Josh Okogie impressed at the NBA Draft Combine, performing in the top five of all participants in 80% of strength and agility tests. #TogetherWeSwarm pic.twitter.com/WrLMZjeduy— GT Men's Basketball (@GTMBB) 2018年5月19日
ミッチェルは昨年のコンバインでの結果で大きく評価を上げた選手。今年の身体測定結果から、ドノバン・ミッチェル候補を探してみる。
身体測定結果
※WS=ウイングスパン、SR=スタンディングリーチ
身長はSGとしては標準を下回ったミッチェルでしたが、ウィングスパンの長さは身長+22cm以上と驚異的な数値を叩き出しました。
今年のドラフト候補の中で、ミッチェルに近い身体的特徴を見せたのはクレイトン大のカイリ・トーマスと、ジョージア工科大のジョッシュ・オコギーでしょうか。
トーマスは少し身長が軽めですが、傑出したウイングスパンはミッチェルに劣りません。
オコギーの体型も、ミッチェルを一回り大きくした様な数値。
トーマス、オコギー共にスタンディングリーチでは、大きくミッチェルを上回っている点も好印象です。
体力測定結果
トーマスはミッチェルと比較すると少々見劣りする結果となりました。
オコギーはミッチェル同様3クオータースプリントで今年のコンバイン参加選手中1位の好結果を残し、垂直跳び(助走有)でも1位タイを記録しています。垂直跳び(助走無)ではミッチェルから9cm程劣る結果でしたが、レーンアジリティではミッチェルを大きく上回る結果を残しており、オコギーはミッチェルと同等クラスの身体能力を備えた選手と言えるでしょう。
スタッツ比較
カレッジ時代はタフショットを多投する傾向があった為、FG成功率や3PT成功率はそこそこだったミッチェルですが、FT成功率の高さが彼のシュート力の高さを示しています。
また、長いウイングスパンを駆使したスティール数の多さも目につきます。
トーマスはFG成功率、3PT成功率ではミッチェルを上回り、オコギーも出場時間、リバウンド数、ブロック数で上回りますが、概ね三者のスタッツは同等。
トーマス、オコギーは今ドラフトの掘り出し物となるか
トーマス、オコギー共に身体的にはミッチェルクラスの素材で、カレッジのスタッツでもミッチェルに見劣りしない成績を残しており、NBAでも活躍する可能性を感じさせます。
モックドラフトでは、トーマスが1巡目中位、オコギーが2巡目下位の予想とオコギーの方が低評価ですが、オコギーの身体能力は非常に魅力的。
オコギーを2巡目で獲得することが出来れば、良いピックとなるのではないでしょうか。
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