NBAドラフト2018:マイケル・ポーターJrとジェイソン・テイタムを比較

高校時代は名実共に学年No1プレーヤーの評価を受けていたミズーリ大のコンボフォワード、マイケル・ポーターJr(MPJ)。カレッジでは怪我に悩まされ、残念なシーズンとなったが、逸材の揃いの今年のドラフトの中でも上位指名候補として高い評価を受けている。

今回はプレーオフでも活躍を見せたジェイソン・テイタムとMPJの身体測定結果を比較。テイタムは昨年のドラフトコンバインでの身体測定には参加しなかったので、大学入学前のHoop Summitでの計測結果を参照。

ちなみに、MPJもテイタムも出身はミズーリ州。子供の頃にもマッチアップをしたことがあった様だ。

ハイライト

マイケル・ポーターJr

ジェイソン・テイタム


身体測定

マイケル・ポーターJrジェイソン・テイタム
靴込み身長(cm)210.2cm203.8cm
体重(kg)95.792.5
体脂肪率(%)6.4-
ウィングスパン(cm)214210.8
スタンディング
リーチ(cm)
275.6270.5
レーンアジリティ--
シャトルラン--
スプリント--
垂直跳び(助走無し)--
垂直跳び(助走有り)--

インサイド級の体格を誇るMPJ

あくまでテイタムの数字は大学入学前の数字なので、予めご了承を。全体的にMPJがテイタムより一回り大きい結果に。テイタムもウイングとしては大型の選手だが、MPJはインサイドプレーヤー級の高さを誇る。

MPJのウイングスパンはこのサイズの選手としては、飛びぬけて長いという部類には入らないが、身長はインサイドプレーヤーとしても十分な高さがあり、スタンディングリーチはNBAでもコンボフォワードが務まる水準。

MPJの活躍は腰痛の回復次第

MPJの比較対象を誰にしようかなと考えていた時に、真っ先に出てきたのがMPJと同じミズーリ出身で、私服がダサいという共通点を持つテイタム。

MPJもテイタム程の多彩なステップワークこそ持たないが、非常にスムースなスキルを持ち、テイタムを上回る身体能力とサイズで高校バスケを支配した。

椎間板ヘルニアの手術により、カレッジでは満足な結果を残すことが出来なかったMPJだが、腰の痛みを抱えたままプレーしたプレシーズンゲームでは、強豪カンザス大を相手に21得点を記録し、ポテンシャルの高さは今ドラフトでもトップクラスだろう。

一方で、高校時代から多彩なステップワークを身に付けていたテイタムと比較すると、MPJは身体能力に頼る部分も少なく無かった選手。怪我明けで迎えたNCAAトーナメントでもチグハグな動きで精彩を欠いたプレーを見せ、身体能力が戻らなければ以前の輝きを取り戻すことは難しいのではないかという懸念も。

シーズン終盤のカンファレンストーナメント、NCAAトーナメントの2試合では、怪我明けで散々なプレーの中でも、躊躇なくシュートを放つエース気質を見せた。身体能力が戻らない中でも、この2試合で平均9リバウンドを記録したリバウンドへの意識の高さも魅力的。高校時代から1試合を通して懸命なプレーを見せてくれていた選手でもある。

腰の状態については、インタビューで"以前より良い"とコメントしており、高校時代から抱えていた腰痛が改善され、身体能力が高校時代以上となれば、恐ろしい選手となって帰ってくるはず。

エースとなれる選手を探しているチームにとって、MPJが獲得を検討すべき選手であることは間違いないでしょう。

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