今年のU17USA代表が中々な逸材揃いな件。
📸 Official group photo of the USA Men’s U17 World Cup Team training camp athletes & coaches#USABMU17 pic.twitter.com/ARw5mA2cQu— USA Basketball (@usabasketball) 2018年6月16日
その雪辱を果たすべく召集された今年のU17世界選手権代表候補達は、将来性と完成度の高さを備える逸材揃い。
今回のU17に良いメンバーが揃った理由をザックリ言えば、
・主力となるclass of 2020が当たり年
・class of 2019のトップ選手がU17世界選手権に出場可能な誕生日だった
という2点。
今回はU17USA代表候補の中から気になる選手を紹介します。
昨年のU16アメリカ選手権では、決勝でカナダ代表に51得点差を付けて圧勝して見せたUSA。
U19世界選手権のリベンジもサクッと達成してしまいそうです。
class of 2019
ジェームス・ワイズマン
学年NO1プレーヤーの評価を得るワイズマン。
恵まれたサイズとウイングスパン、高い機動力、非凡な器用さを備える現代的ビッグマン。
今回のU17代表候補合宿の身体測定では、ウイングスパン228.6cm、スタンディングリーチ283.2cmを記録したと言われており、身体的にはNBAのインサイドとしても高水準の大器。
スキルセットには粗さも残りますが、急速な成長を見せており、U17でもオールラウンドなプレーを披露してくれるでしょう。
ヴァーノン・キャリーJr
下級生ながら所属校を高校全米招待準優勝に導いたキャリー。
元NFLプレーヤーを父に持ち、受け継いだパワーは折り紙付き。
クイックなタイプでは無いけれど、一定以上の機動力も備え、肉弾ドライブからのダンクも破壊力抜群。
時折見せるアウトサイドやターンアラウンドジャンパーにもセンスが光ります。
U16アメリカ選手権では大会MVPも獲得しています。
ワイズマンとキャリーが並ぶインサイドは間違いなく他国にとっての大きな脅威。
どちらも内外共に得点できる選手であり、他国のコーチ達はこの2人への対応に頭を悩ませることとなるでしょう。
class of 2020
ジェイレン・グリーン
class of 2020のNO1プレーヤーのグリーン。
攻守に力を発揮するアスレティックなウイングで、私的にはフェニックスサンズのジョッシュ・ジャクソンに似たタイプの選手かなと。
ジャクソンが学年の中でも年上の部類だった一方で、グリーンは若め。(アメリカの高校生は進学時期やらプレップ行く行かないとかで同学年でも年齢にバラつき有)
そういった意味ではジャクソン以上のスケールを感じさせます。
身体的にビルドアップしていけば、より支配的な選手に成長してくれるでしょう。
スコッティ・バーンズ
ヴァーノン・キャリーのチームメイトで、全米招待準優勝の原動力となったバーンズ。
この学年の中で、最も実績を残している選手です。
サイズに似つかわしくない視野の広さやパスセンスを見せ、自身のプレーの比較対象としてベン・シモンズの名前を挙げています。
髪型はサザエさんですが、リバウンドやフィジカルコンタクトに強く、相手にとっては非常に嫌なタイプの選手。
U17でも献身的ないぶし銀のプレーを見せてくれるでしょう。
その他にも注目選手目白押し
この4人の他にも高い得点能力を誇るコンボガードのR.J・ハンプトンとジェイレン・サッグス。
class of 2021ながら代表候補に選出されている学年NO1ガードのザイオン・ハーモン等全てのポジションに逸材を揃えた今回のU17USA代表。
最終メンバーはまだ確定していませんが、誰が選出されても、他国を凌駕するプレーを見せてくれることは間違いないでしょう。
追記
これ書いてすぐにU17の最終メンバーが発表され、ワイズマンはメンバーから外れておりました...。
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