2018-2019シーズン注目フレッシュマン:カンザス大クエンティン・グライムス
昨季NCAAトーナメントでFinal4進出を果たしたカンザス大。
主力のデボンテ・グレアム、Svi、マリク・ニューマンは卒業やアーリーエントリーでチームを去ったけれど、中心選手が残留し、有望新入生に加え、有力転校生が加入する今季は、昨季以上に充実した戦力が揃う。
その中でも特に注目なのがクエンティン・グライムス。
マクドナルドオールアメリカンや世代別USA代表にも選出される、この学年屈指のコンボガードで先日のU18アメリカ大陸選手権では、USAの優勝に大きく貢献し、大会MVPにも選出されている。
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/PG
身長(裸足):193cm
体重:93kg
ウイングスパン:200.7cm
スタンディングリーチ:254cm
テキサス州のGatorade State Player of the Yearやマクドナルドオールアメリカン、U18USA代表に選出された世代を代表する選手の1人。
ケンタッキー大、テキサス大、マーケット大など、名だたる強豪校からオファーを受ける中、カンザス大に進む道を選んだ
彼の兄はプロアイスホッケー選手としてNHLでプレーしており、グライムスがNBAでプレーすることとなれば、NBAとNHLでプレーする史上初の兄弟選手に。
スキルセットは勿論、NBAでコンボガードとしてプレーするだけのサイズ、ウイングスパンを備えており、身体的にも有望。
切れ味鋭いクロスオーバーや、推進力の高いドライブでディフェンスを切り裂くスラッシャータイプ。ドライブ含めプレー時の姿勢が良く、プレーがとっても絵になるプレーヤーでもある。
ストレートラインドライブの威力には目を見張るものがあり、更に方向転換の巧みさ身に付ければより危険な選手となるだろう。
U18アメリカ選手権では、平均23.1分の出場時間で14.7得点4.0リバウンド3.8アシスト1.7スティールとオールラウンドな活躍を見せ、大会MVPを受賞。
一方で3PT成功率が1/4.2で成功率24%とアウトサイドは絶不調だったけれど...。
カレッジでの活躍はアウトサイドの安定感が1つのキーになりそう。
今季のカンザス大は2チームに分けてもそれぞれでNCAAトーナメント出場が狙える程の充実した選手層を誇るチーム。
PGにも、カリフォルニア大からの転校生で2016-2017シーズンにはフレッシュマンながら12.2得点3.5アシストを記録したチャーリー・ムーア、フレッシュマンでマクドナルドオールアメリカンにも選出されたデボン・ドットソンの2人がおり、グライムスが主にSGポジションでプレーすると予。
エースとして、カンザス大を2年連続のFinal4進出、そして2008年以来のNCAAトーナメント制覇に導くことが出来れば、自ずとグライムスのドラフト評価も上がり、1巡目上位指名も夢では無いだろう。
カレッジでも即戦力と期待している推しメンの1人。
ウイングが豊富なこの学年の中でも、コンボガードとしてはグライムスがトップの逸材で、来年のドラフトでも10位内、上手く行けば5位前後まで評価を上げると予想している。
クエンティン・グライムス
大学:カンザス大学年:フレッシュマン
ポジション:SG/PG
身長(裸足):193cm
体重:93kg
ウイングスパン:200.7cm
スタンディングリーチ:254cm
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